0時55分 : フィジオ終了 ソルデムの点滴開始

         熟睡

3時40分 : 「起きてる(?)」って、言う

         「乳糖(?)は、飲みにくいもんね」と突然言う ー>寝言か

         水をあげる。でも、飲まない

         体をよりかかっていた姿勢から机に手をつく姿勢にする(自分で)

         目は開いているが、意識はない。

         汗をかいていたので、冷たいタオルで拭くと「ありがとう」と言った

4時15分 : 何度か冷やしたタオルで頭を冷やしていると目を閉じた
         ー>でも、すぐ目を開ける

4時30分 : 聞き取れない小さい声で、何かつぶやく ー>寝言

         目は開いているが、ほぼ寝ている状態

4時40分 : 起きて何か言う

         聞き取れない
    
4時45分 : 鼻の掃除を始めるが、うまくとれない

         看護士を呼んで、相談する

         大きい綿棒を使い、とってくれた

5時05分 : 鼻そうじ終了

         血の固まって、少し出血していた

         電気を消すと、「何時?」と言い、時間を言うと「起きる」と言う

         「寒い、暖かくしてください」と言う
         暖房ON & ホットパックを使い、体を暖める

5時10分 : フェンタニル交換

         目は開いているが、寝ている様子

5時25分 : 「楽にしない」と言う
         「楽にならない?」って、聞くと「うん」と言う

         ナースコールを押す (本人、希望)

         フラッシュする

5時35分 : 目がほとんど閉じているので、電気を消す

6時05分 : 目を開いて、何か言う (起床?)

6時30分 : 「冷たいの下さい」と言う

         冷やしタオルで冷やす
  
         多量の汗

7時15分 : セレネース点滴
         少し寝る

7時20分 : 血圧:113、73 酸素:96 体温:38、9℃ 脈拍:162

7時30分 : ソルデム終了

         フィジオ点滴開始

7時35分 : 「後先 考えちゃってるのかな」と言う  「誰に?」と聞くと「みんなに」と答える

7時45分 : トイレ(小水) 「出ちゃう」と言うので、看護士に急がせる

         間に合わない

         3人がかりでも、立たせるまでに時間がかかりすぎる

         「管入れるようにしましょうか?」との看護士の問いに「うん」と答える

         途中、主治医が来るが、すぐに帰る

7時55分 : 着替え(病衣)と管入れ 

         看護士、3人がかり

         フラッシュ ー> 酸素量を増やす

         気管支拡張剤点滴

8時30分 : 着替え終了

         ベットに横になる
         疲れたのか、熟睡

         (万が一に備え、パンツの下にパットを入れてくれたとの事)

8時40分 : 目を開ける
 
         目を開いているが、意識が薄い ー>寝ている

9時05分 : 心電図を付ける

9時30分 : 少し咳が出る

9時35分 : 酸素:96 

         酸素量を3リットルに戻す

9時50分 : 回診

10時10分 : 目を覚ましてお茶を飲む ー>寝る

10時30分 : 血圧:98、40 酸素:89 脈拍:150

          食事は、休食にしたとのこと

          酸素値が低いので、マスクにしてみるが、あまり変化がない

          少ししたら、90台で推移。定まらない

          酸素4リットルに増量

          尿の量 500ml 

          目は開いている

11時10分 : 「何が起きているか、わからない」と言う

          ナースコールボタンを押す

          フラッシュをしてもらう

11時35分 : 「マスクはあった方がいいんだけど」と言うので、
          先を促したが、その先は出てこない(言わない)

11時40分 : 「セレクションがいいんじゃない?」と言うので、「何の?」と聞くと「わからない」と答える

11時50分 : 主治医問診

          マスクして、酸素値は上がったと言う

          「苦しいか?」と聞くと「苦しい」と答える

12時00分 : 汗がたくさん出るのでタオルで冷やす

12時30分 : 体温:38、6℃

          保冷剤で脇や首を冷やす

13時20分 : 「高いとこは、ダメ」と3回言う

13時35分 : 「妊娠なんてしてないよ」とはっきり言う

14時00分 : 「助けて」と言う

          看護士を呼ぶ

          「助けて」と言う、看護士が「苦しいですか?」と聞くと「苦しい」と言う

          「お薬を何か使うね」と看護士が言い、用意する

          フェンタニル交換

          セレネース点滴

14時20分 : 「おゆたまにならないように」と言う
          意味が分からないので、看護士に聞いてもらう

          「そわそわしないにように」と言うことらしい

14時30分 : 「体が冷たい」と言うので、冷やしたタオルやアイスノンをはずす

14時35分 : 咳が出る  5回ほど

14時55分 : 寝る

          時々、咳が出る

15時15分 : 目を開ける

          「暑い?」と聞くと「暑い」と言うので、冷やしたタオルを額に置く

15時35分 : 主治医問診

15時40分 : 「みっこ、果物はにおいがするから食べないでね」と言う (妹さんへ)

          こちら側の会話を開いていて、反応している

          他にも会話を聞いて、正常に反応。

15時50分 : 「苦しいよ」と言う

          フラッシュする  ー>少し落ち着く

16時40分 : 「前かがみになりたい」と言うので、ベッドを元の角度に戻して、しばらくしたら落ち着いた

16時45分 : ポートのデープを貼り替える

          汗で病衣が濡れている為、タオルを背中に入れると看護士が言うが、「イヤだ」と言う

17時20分 : 血圧:126、76 体温:37、5℃  脈拍:157

17時35分 : 主治医問診

          心臓も早いし、呼吸も早くなったとのこと

17時50分 : 通院時の看護士さん、面会

18時25分 : 「お肉がほしい」と言う

18時35分 : 「体がしずむ」と言う

          看護士さん2人で背中に枕をはさむ

18時45分 : お肉を食べる
       
          小さく刻んだひとかけらを

          水を飲む

          水がうまく飲み込めない

19時10分 : ロヒプノール点滴

          (苦しいのが楽になる薬との事)

19時20分 : 脈拍が一時的に187になるが、すぐに戻る

19時40分 : 酸素:92  脈拍:160

19時45分 : ステロイド点滴

21時15分 : 主治医問診

21時35分 : 4人で入室

          父、母、妹、そして旦那の俺

22時30分 : 脈拍:200を超える

23時21分 : 大きく苦しそうに上向きに、頭を上げて、心臓が大きくゆっくり止まってゆく

          鼓動が止まる

          みんなで手をにぎり、声で名前を呼ぶ

          主治医が、時間と御臨終であることを伝えてもらう

          最後に耳元に近づき「ありがとう、ありがとう」と何回も、何回もオレは言う