観てきました!
第一次世界大戦中のある出来事を描いた本作は、なんと全編ワンカット(カメラの切替や場面の繋ぎ目がない)映像。
どんなカメラワークで戦時下の迫力を描くのか、わくわくしながら映画館に赴いた。
◼️あらすじ
第一次世界大戦真っ最中のある朝、
若きイギリス人兵士のブレイクとスコフィールドに将軍から重要な命令が下された。
それは1600人の兵が攻撃命令を待つ最前線に、作戦中止命令を届けるというもの。
そこでは明朝に大規模な攻撃が予定されていたが、その攻撃こそドイツ軍の狙いであり、実行されてしまえば大隊の犠牲は免れない。
ブレイクの兄を含む1600人を救うため、イギリス軍の命運をかけた任務に2人は臨むことになる。
◼️映像美の凄まじさ
難易度の高いワンカット映像とは思えぬほど、
ひとつひとつの画面の完成度の高さよ…。
どこをとっても美しく、カメラの向く先はいつでも戦場の緊張感を雄弁に語る。
たとえば2人は自陣の塹壕を抜け出してすぐに数々の動物や兵士たちの死体に直面することになるのだけれど、
それらを舐めるように見つめるカメラの視線に2人の戸惑いや恐怖を感じ、
「カメラで語るとはこういうことか」と思わされた。このあたりはとにかく、観れば分かる。
◼️音の迫力がやばすぎる
今回、珍しくIMAXで映画を観た。
その影響もあるのかもしれないけど、音による表現が豊かすぎてぞっとした。
当たり前なんだろうけど、戦場の音は私たちの日常にある音とは全く異なる。
だからアクション映画やB級戦争映画では、
あえて戦闘音や爆発音をバンバン鳴らして非日常感を演出し、観客の興奮を煽る。
本作においてはそうではなく、確かに異様な環境下にありながらも、それらが紛れもなく彼らの日常のものであることを表現するよう、
計算され尽くした音が観客の耳に入ってくるのだ。
◼️まとめ
戦争映画というのは、優れた作品であればあるほど、苦手なジャンルだなといつも思わされる。
優れているが故に没入しすぎ、
観終わったあとに「この環境で生きる必要に迫られていなくて良かった」という安直で浅い(でも素直な)感想に支配されてしまう。
すごかったなーとは思うんだけど、
好きだった!面白かった!ここの技術が素晴らしい映画だ!みたいな感想を持てない😭
というわけで全然うまいこと書けなかったんだけど、紛れもなく良作だったのでぜひこれは配信を待たずに劇場で観てほしい!
★★★☆☆ 3/5
すごいんだけど、好きではないので…
公式サイト



