こんばんは。

皆様はもうご自宅ですか?

残業されてる方、夜勤の方お疲れ様です。

今日はアベ係長が会社の看板を付けました。

こんな看板なら当社でデザインもできます。

デザイナーのニャロメさんが受け付けます。

どんか看板か?は一番したのK.Bブログをご覧ください。

こだわりは「縁をアイアン調」ってことでいいでしょうかニャロメさん。

 

さて

私は一人ブラック企業なのでまだまだ仕事です。

もっと周りに仕事振りたいのですが労働基準法がそうはさせません。

 

仕事が好きか嫌いかだけではなくて社長たるもの誰より多く働くくらいが中小企業では一般的だと思います。

 

大企業の真似事しても売上はあがらん!

 

ってことでブラック企業・・・じゃない、中小企業の私がどう会社をまわしてるかをお話します。

ここでは、従業員がもっとこうあるべきという考えも載せますが、あくまでも主観の話なので参考までに。

そして成功している社長には参考にもならないやり方だと思います。

私らのように、このままではだめだと途中から改善する場合には効果があるかもしれないやり方です。

 

 

  過去の私

私の会社は過去2期赤字です。

理由ですが、体制を作る為に先行投資で社員増をしました。

当時は私以外3名 作業員側で2名と事務員1名です。

そして私も作業員でした。

職種は「通信工」です。

北海道の通信工単価は約2万円です。

請負でも人工でも参考になる価格帯ですね。

2万円を20日 3人でフル作業しても120万円です。

私と社員一人にかかる費用(所得も含めて)考えると40万~50万はかかるわけですよ。社会保険料、車両費、交通諸経費

これらに加え

事務所の費用や倉庫費用を含めると固定費は安くても150万です。

赤字になりますよね。

なので昼も夜も現場をこなします。

そして社員がこれが原因で事故にあっても大変なので、私が施工報告書などを作ります。もちろん自分が率先して昼夜現場もこなしますので寝る時間は2時間~4時間の間です。これを何年もこなしてきました。

そこでさらに私は自分の役員報酬を削るわけです。

ひどい時は現金が無くて2カ月食パンを1食1枚と水という時期もありました。

こんな経営状況なら、会社やめた方がいい。生きていくのがつらいと自問自答した時期もありました。

 

ボーナスも頑張った社員にだしました。

でもこれは身銭を削っただけです。

 

もっと早くに閉業してればよかったなどと何度も思いました。

 

 

 

なのでとった策があります。

生きていくのがつらいってもう限界だったから思ってたのです。

 

 

 

 

  新規事業

今の事業が利益でてるわけでないのに新規事業とは?

ですよね。

今の事業だけで無理な分、電気工事士の資格を取得し電気工事業に参入することを考えました。

しかし今の作業がちょうどよくて電気工事士の勉強をしなければならないわずらわしさから誰もとらない・・・という実態。

 

そこでかつてから請負元にいた方が当社へくる運びとなり、電気工事業開始です。

しかも売上もってくる社員です。

ここで会社の中身が変わります。

 

 

  人員補充作戦

 

そして前からずっと知っているうちの協力個人事業主を社員化。

そして別の会社を辞めてゆるーく個人で動いていたものを社員化。

前の業界からずっと知っている個人事業主を引き抜き。

このあたりで光の保守を始めました。

同時期に大型の全国プロジェクトが始まり、北海道担当として北海道中を私含めて走りまくる。こんなのが数年前に起こりました。

しかしここで止まらずにまた社員投入です。

なぜなら、私が営業で動くことを頭にいれてたからです。

そもそも営業が得意分野なのに作業員で終わっては過去の経験や得意なことを活かしきれない。だから苦しんでいたのは一目瞭然です。

 

  社員の反応

業績良くないのに社員ばかり増やしてどうする。という意見が殺到しました。

でも見えてるものを具体化するには必要でした。

そして、その時に感じていた

「社員不足」「働く人がいない」の状況になることは当時からわかってましたので、いま働くひとがいるなら引き抜きしてでも欲しいと思っていたのです。

低単価でやりたいことだけやって食っていく時代ではないです。

楽でしょう。でも苦労もしなければ会社としての利益なんか生まれるわけがない!

だからまた自分をまず大変な状況に追い込むMスタイルをやり抜きます。

 

 

  新規のサービス開始

他社が行ってるものですが、まだまだ穴がある分野に首突っ込みました。

もう成功例があるものなのでリスクは少なく独自のサービスを始めたのです。

これが意外なほど評判がよく、一人営業でパタパタと契約が取れてます。

まだまだ目標数値にはありません。そしてこれに追加するサービスとして防犯カメラにも参入。そしてLEDの販売と施工にも参入しました。

いままでLEDに関してはかなりの軒数をたたいてきてますが、全て他社からの請負。

自社でメーカーとの契約を行い自社販売も兼ねると利益率があがりました。

ここからまだまだいきます。

 

しかしここで一人営業の限界を感じます。

割りと早い段階で感じました。

なので、募集をかけたのは営業職でした。

 

  営業力増強

ここは最近の話です。

かなり全体を割愛してお話してますが、自分がやりたいことをチームとして一緒にやれるひとを探しました。

一回会っただけでこの人がいい!となりいますぐ横で一緒に取り組みをしております。

まだ初歩ですが、2人で動いても2人以上のスピードでこなしていけるチームとなってます。

これはどう考えるべきか。

小さな売上をあげるための人材ではありません。

何か大きなものをドンと会社に引き寄せるための人材なのです。

 

プライベートでも人脈を広げていき成長力も半端ない。

こんな人材を揃えました。

 

 

  結果

今期はかなりきわどいところと思われてましたが、しっかり黒字を出すことができそうです。もちろん前年比超えで事業計画も達成です。

 

昨日のブログでも書いた通り、あまり紹介しませんがスーパー事務員がほぼ経営者の頭で動いており素晴らしいスピードで決算の打ち込みを終わらせました。

毎月決算するようにしてましたので、大体10日前後には数字はまとまります。 

ここで見えてる部分では利益を残せております。

あとは税理士の先生との確認作業で、訂正は多少あると思います。

わずかですも黒字化になることは間違いないです。

 

 

 

  結果的に何を変えた?

というところですが、社長の動きを変えたということです。

みんなの意見きいてたら当たり前ですが楽な方に行きます。

これ悪口ではありません。

今現実に行っていること以外は全てイレギュラーになるんです。

そこを半ば強制的にでしたけれど変えていきました。

社長である私が変わらなければ会社は変わりません。

そして続いて社員も考え方を変えなければ実現しません。

そしてやさしさやめました。

やさしさの勘違いをしていたのです。

楽させることがやさしさではなく、仕事のできる範囲を増やすことが優しさなんですよね。

できないのに役職はつきません。

もしできないのに役職つかせるとその人の居場所をなくする。

なのでやれることを増やすことを実行中です。

 

電気工事士免許だってほぼ全員持ってる今です。

そして、他に所持資格が増えていってます。

だからとれる仕事が増えました。

作業員として動く社員は全員持つことになるでしょう。

 

 

 

  まとめ

精神論でもありますけれど、

なぜ変わらなければならなかったのか。

辛かったからです。

会社を変えるほうが楽ですよ。

 

「変わることを怠るな」

「数字を毎月みて対策を次々たてて実行しろ」

「社員は社長の方針についていけ」

これが黒字化の大きな一歩だったと感じております。

 

少子高齢化

人材不足

IT化

代理業の増加

 

により、世の中のサービスや仕事自体が変わっていきつつあります。

いまのままで経営してたらもう来年あたり会社はなかったでしょう。

この危機を感じていた社員はどれだけいるのかわかりませんが、

私は「必死」でした。

会社は学校とは違います。

だれが良くて悪くて誰が良くできるだけでは会社自体が評価されるものではありません。

利益を残したもの以外敗者というとられ方もします。

利益なければ給与でませんからね。

なぜいまあなたがいる会社がそこにあり続けてるのかをもう一度見直し、自分がその会社に貢献できるよう努力すべき。

会社が残っているのは奇跡とすら思えます。

 

奇跡を起こすのは社長であり社員のみなさんです。

 

できない言い訳はするな

できる方法を考え実行せよ

 

ってことで本日のblogは終了します。

 

 

 

会社のブログ更新されましたので

ちょっと顔だしていってくださいな

復活(は言い過ぎですが)した当社の動きです。