今回の長野県松本市における繁殖業者の動物愛護法違反(虐待)事件と、埼玉県のオークション業者との関連と内容について、高木功介県議会議員のセッティングにより、埼玉県庁の総務・動物担当所管より説明を受けてきました。


埼玉県内には本庄はじめ3ヶ所ほどのペットオークション会場があるそうです。


今回のケースは、松本市の繁殖会社が多頭飼育(動物虐待に該当)の結果対応ができなくなり、普段より取引のあった本庄のオークション業者に持ち込んだようです。


このオークション業者は、法令を遵守し、卸の他、譲渡、里親制度にも協力していたとのことです。


しかし、動物愛護法律が改正されたにもかかわらず、流通小売業者であるペットショップがある限り、悪質な生体販売ビジネスが成り立つわけです。
元々、松本市の省令違反の状態を見逃す監督不行き届きに端を発しているが、他の繁殖業者、オークション会社、ペットショップの監視指導は徹底していただくよう依頼してきました。


コロナ禍で殺処分が少し増えつつあります。


フランス、ドイツ、英国をはじめとする欧米先進国のように、ペットショップの大量販売に繋がる繁殖業者による大量生産を無くし、優良な繁殖業者(ブリーダー)からの直売に変えていくようするべきです。


殺処分ゼロの達成を早く叶えるためにも…。


県議会の一般質問も傍聴してきました。





さいたま市議会議員

帆足和之(ほあしかずゆき)


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