毎年12月下旬にこちらで蕎麦をいただきつつ、

大晦日の年越し蕎麦を予約するのが恒例となっている。

因みに大晦日当日は蕎麦の受け渡しのみで、店内での飲食は出来ないのです。

 

 

そば処 円虹庵

〒322-0071 栃木県鹿沼市見野50-11

TEL.0289-63-0139

営業時間/11:00~14:00

定休日/水曜日・木曜日

席数/20席

駐車場/10台

 

 

帰り際に奥様が「来年は75になるのよ、体もきついしいつまで続けられることやら」と、

弱気なことをおっしゃっていたのが気になっていた。

 

 

年明けに女房殿と「今年は円虹庵さんにマメに行かなくちゃね」と話していた。

 

 

なるべく早く訪れようと思っていたのだがなかなか都合がつかず、

結局2月の下旬になってしまった。

 

 

席に通していただくとお茶を運びながら奥様が、

「残念なんだけど3月いっぱいでお店を辞めることにしました」と仰る。

 

 

いや〜、ショックだ。

帰宅後に女房殿と出来る限り毎週でもいいから通うことにしよう、

と言うことでその翌週再び訪れた。

 

 

昨年の3月には、やっぱりお気に入りだったはなぶささんの閉店があったし、

今年はついに円虹庵さんか!

 

 

どうもご主人の体調が優れず、

ドクターから治療に専念するようにとの通達があったらしい。

 

 

こうして調理場に立つご主人を眺めることが出来るのもあとわずかとは・・・。

 

 

改めてお品書きを見ると初めて訪れた時から値段が変わっていない。

最初は少し高いと思っていたが、今となっては安いくらいだ。

 

 

席に着くとまず運ばれて来たのはオーダーしていない本鮪の漬け。

こうしてしもつかれやら浅漬けやらをよくサービスしてもらったけ。

 

 

出汁巻き玉子はいつもよりも厚めに切っていただいたようで、ボリューミー。

いつも年越しそばと一緒に玉子10個を使ったこの玉子焼きをを丸々一本買って、

正月にいただいていた。

 

 

開店以来変わっていない木製のざるに益子焼の蕎麦猪口と薬味皿。

 

 

新蕎麦は使わず敢えて一年寝かせた玄蕎麦を使うこだわり、だから蕎麦が甘い。

 

 

玉ねぎと桜海老のみを使用したかき揚げがシンプルで大好きだった。

 

 

伝票の裏に「コーヒー淹れるから待ってて」と書いて見せてくれたお茶目な奥様。

暫くして運ばれてきた湯呑みコーヒーとROYSCE’のチョコ。

 

 

奥様に言われて気がついた。

円虹庵さんが開店23年と言うことは、我々も20年以上通い続けたと言うことだ。

仕方がないとは言え、う〜ん、なんとも寂しいじゃないか・・・。

 

ご主人、奥様、長い間お疲れ様でした。

どうかお身体を大切にし、ゆっくりなさってください。