部屋の扉を開けると、ちょいと窮屈ではあるが踏み込みが。
床が大谷石って言うのがいいね。
小さなコップに小さな葉っぱ、癒しのアイテムはここにも。
目の前の壁には印象的なライトが。
若草の部屋は同じものがリビングに付けられていた。
山吹の部屋は二間続きの和洋室で、リビングスペースが琉球畳の和室。
広さは8畳くらいだろうか。
広くはないが二人で過ごすには必要十分。
滞在中はほぼこの個性的な籐製のソファで過ごす。
女房殿は上の写真左隅にあるチェアが定位置。
和室は直にペタンと座ったり、ゴロンと横になったり出来るからいいんだよね。
寝室は洋間で広さは5畳ほどかな。
マットレスは程よい硬さでぐっすり眠れました(酔っ払っていたからと言わないこと)。
枕は硬軟2タイプあり、好みで選べるのがいいね。
テレビは28インチくらいかな。
細長い窓はハンドル式で開閉できるようだ。
テレビの前に置かれたこの箱。
カバーを取ってみると、中に延長コードとスマホなどの充電器。
USB-Cやライトニングタイプなど、いろいろ対応出来る優れもの。
窓のところに置かれているのはティッシュや時計、小物入れなど。
その窓の横、天井部分が明かり取りのトップライトになっており、
このチェアと壁のグリーンを照らす天然のスポットライトのようだ。
全体像を撮り忘れたが、廊下の壁はに収納が設けられ、
一枚扉が食器棚とクローゼットを行き来して分けている。
グラス類の下の棚にはポットやドリップコーヒーなどが置かれている。
その下の開きの中に冷蔵庫。
ミニ缶の一番搾りが2本と、3本のボトルには冷たくて美味しい水が。
暑い季節の湯浴みなので、水分補給にありがたかった。
冷蔵庫の横の棚にセーフティボックスとバスローブ。
クローゼットは至ってシンプル。沢山のハンガーは助かります。
クローゼット下の引き出しに館内着と浴衣、足袋ソックス。
館内着は前回と違い、被るタイプから作務衣に変更されていた。
青が大きな男性用で、モスグリーンが小さめの女性用。
汗っかきの私は下だけ利用させていただき、上はTシャツを着ていました。
私は利用しなかったが浴衣の用意もあって、女房殿は朝食の時に食事処へ来て行ったな。
トイレはコンパクト。
終わると自動で水が流れるタイプ。
ペーパーホルダーがオサレでね、これって鍵を模っているんだよ。
洗面脱衣所。
二人同時に利用することはないが、ちょいと狭めかな。
壁のタオルウォーマーはありがたい。
バスタオルは2枚ずつ用意されているが、フェイスタオルは一枚ずつなので、
乾かしながら何度も使えるから助かるね。
化粧品類はこだわりの松山油脂製。
リーフ&ボタニクスのクレンジング・カレンデュラと、
Mマークシリーズのアミノ酸あわ洗顔料、アミノ酸浸透水、アミノ酸保湿ローション。
ボディタオルにシャワーキャップ、歯ブラシなど。
宿の源泉は2種類で、しかも泉質が異なっている。
最初の源泉は、塩沢温泉組合源泉(板室4)で、
泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉、泉温は41.0℃。
もう一つは新板室温泉組合源泉(板室13)で、
泉質はアルカリ性単純温泉(低帳性アルカリ性高温泉)、泉温は44.1℃。
この2本の源泉を合わせることで、適温の源泉掛け流しを実現している。
レインシャワーが付いた洗い場は、露天の湯船から独立しているので寒い冬場でも安心だ。
バスアメはたかくら新産業製の余韻1 トリートメント 浸透感、余白2 シャンプー 潤い感。
それと松山油脂製Mマークシリーズの釜焚きせっけんボディソープ。
広めのベランダに設置された露天風呂。
余裕のスペースなので、チェアが置いてあっても窮屈感はなし。
きくやさんには大浴場はありません。
その分、3部屋すべてにゆったり目のお風呂が設けられています。
大人が余裕で2名、なんなら3名だって入れちゃうくらいの広さがあります。
贅沢にドバドバと源泉掛け流しの湯が注がれる湯口。
一日中オーバーフローは罪深いって。
湯上がりにチェアに腰掛け、風を感じながらの一杯は格別だ。