目の手術から六日目のこと。

次の日に左目の手術を控え、このままずっと飲めないのはちょいと辛過ぎる。

この辺で給油しておかないとガス欠で動けなくなりそうだ。

 

季節料理しのはら(栃ナビ!)

〒320-0075 栃木県宇都宮市宝木本町1258-10

TEL.028-665-8400

営業時間/昼食 11:30~14:30(LO 13:45)

     夕食 17:00~22:30(LO 21:45)

定休日/火曜日

席数/36席

駐車場/あり

 

 

と言うことで、娘たちが通った小学校の側にある料理屋さんにお邪魔をしました。

 

 

我々がこの辺りに引っ越してきてから30年以上になるが、

その時にはすでにお店を構えていたから、開業からは結構な歴史があるのではないかな。

 

 

和食が中心ではあるが創作料理も多く、洋風のメニューも楽しめる。

 

 

壁のホワイトボードにはオススメの「本日の肴」が掲示されて。

 

 

女房殿の料理が運ばれてきた。

実はこの日、私が行こうと思っていたB級グルメの中華屋さんを訪ねたのだが、

なんと出前で忙し過ぎてイートインは営業していないと、そんなのありかよ。

それでそこからほど近い寿司屋のえんどうさんに向かったのだが、

やはりそこは人気店、いつもの如く予約だけで満席と言うことでこちらも入店出来ず。

その次に訪れたのがしのはらさんなので、女房殿はすっかり海鮮の口になっていた模様。

なのでオーダーしたのは刺身御膳。

つぶ貝、まぐろ赤身、サーモン、蛸、生しらす、帆立に鯛の7点盛り。

具沢山の味噌汁も付いてなかなかのボリュームだ。

 

 

刺身御膳の少し前に運ばれてきた生ビールで喉を潤す。

一週間ぶりのアルコール、さすがに酔いの周りも早いね。

 

 

おつまみにメンチカツをお願いしたのだが、こんなのもあるよ、と女将さん。

メンチカツに熱々チーズがたっぷりでピザソースも効いたメンチピザ風。

この組み合わせだったら絶対に外さないからね。「お子ちゃまか」って言う料理だ。

 

 

続いても私オーダーの揚げ出し茄子。

なめこやエノキが入った出汁がかけられた揚げ茄子は絶品。

 

 

これも私がお願いした料理。

ホワイトボードに書かれたオススメメニューから、鰆と鰈の西京焼き。

漬け魚は大好物。2種類もいただけるなんてなんとも贅沢だ。

 

 

生ビールを2杯いただき、次は何にしようか。

壁にもオススメのお酒メニューが貼られているので見渡してみる。

しのはらさんは季節によって種類の違う鳳凰美田の果実酒が置いてある。

今回はゆず酒とうめ酒。

 

 

宇治抹茶ハイは以前こちらでいただいたことがある。

 

 

久しぶりに頼んでみたが、これがもの凄く濃厚な抹茶の香りと味わい。

爽やかなグリーンで見た目もいいが、結構アルコール濃いめなので注意だな

 

 

メニューに書かれているのだが、オススメ酒の担当はママ(女将)さん。

最後に「女将さんのオススメ持ってきて」とお願いをすると、

洒落たグラスに爽やかなボトルが運ばれてきて。

 

 

いただいたのは地元栃木は真岡市にある酒蔵、辻善兵衛商店が醸す、辻風 純米吟醸 夢ささら。

栃木県オリジナルの酒米である夢ささらを使用したお酒は、他の銘柄でも飲んだことがある。

栃木の杜氏は下野杜氏と呼ばれるようになったそうで、このお酒もそのお方によって醸された。

下野杜氏として地元に根付いた酒造りを始めてから栃木のお酒のレベルが上がったと言う話をよく聞く。

この「辻風」もすっきりとした味わいで、最近飲んだ日本酒の中でもかなり美味かったな。

 

 

最後に女将さんが「これは女性限定ね」と言って女房殿に持ってきた、

スイカとアメリカンチェリーのフルーツデザート。

 

 

長年地元で営業し、しかもいつも賑わいを見せる人気店。

マスターが作る料理と女将さんの「営業」を見ていると、その理由がわかります。