いつもこっそり訪れ楽しませていただいている、

栃木グルメブログ界の重鎮、poolさんのとある日の記事で、

気になる名前のお店が紹介されていた。

 

 

この日は音楽好きの友人夫婦と月例食事会で訪れたのだが、

その友人も私と同様に店名の由来については気になっていたようだ。

でも1970年代の洋楽が好きな方であればピンとくるはず。

 

エントランスを入ると如何にも手造りらしいディスプレイが置かれ、

お店の拘りを感じます。

 

 

Levon Helm(リヴォン・ヘルム)

〒320-0014 栃木県宇都宮市大曽4-8-11

TEL.028-688-8309

営業時間/11:00~14:00、17:00~21:00

席数/12席

駐車場/あり

 

階段脇の壁にはボブ・ディランのバックを務めたことでも有名なグループ、

The Bandのドラマーであり、シンガーであり、俳優としても活躍した、

Levon Helm』の肖像画が飾られている。

 

 

1階は厨房とトイレで、客席は2階部分のみ。

スペースは限られていて、2人掛けのテーブルが一つと、

写真の4人掛けが一つ。

そして我々4人に用意されたのは6人が座れるほどの大きなスペース、

その3つのテーブル席のみ。

 

 

1970年代に建てられたと言う古い施設を、オーナーさんご夫妻でリノベした拘りの内装。

道路側の窓に飾られたギターのようなオブジェ。

実はこれマンドリンで、Levon Helmがこの楽器の名手と言うことでディスプレイされたようです。

 

 

手作りされた内装は高級感とは真逆の癒し系で、この雰囲気には全員が納得。

 

 

これから始まる宴への期待が高まるばかりだ。

 

 

化学調味料を一切使用せず、有機無農薬の食材のみを使用した、

All Organic & Natural Foodを謳うお店。

来店が初めてならコース料理がオススメ、とのことだったのでその通り予約し、

お品書きを眺めながら、これから供される一品ずつを堪能したいと思います。

 

 

友人と私はビールでスタート。

このエチゴビールも有機栽培の麦芽とホップのみで仕込まれた拘りのもの。

苦味が少し強めで美味しく、思わずおかわりしちゃった。

 

 

こちらは手作りドレッシングが美味しいサラダ。

野菜だけではなく胡桃や向日葵の種なども入って、食感も楽しめる。

 

 

前菜のようなちょこっと盛りが登場。

左から、さつまいもの豆乳マヨネーズサラダ、コリンキーのナムル、

白茄子とピーマンの油味噌、きんぴら牛蒡にひじきの煮物。

みんな優しい味で癒されちゃいます。

 

 

小鍋には野菜のポトフ。

ソーセージの類は入っておらず、蕪や玉ねぎ、にんじんなどひたすら野菜がゴロゴロと。

Levon Helmさんで使われている野菜達は、無肥料、無農薬、

除草剤不使用による農業に取り組んでいる、日光あおぞら農園さんのもの。

 

 

野菜と車麩の甘酢あんかけ。

豚肉の代わりに車麩を使用した酢豚のようなメニュー。

少し酢が強めなので、いただいた料理の中ではガツンと響いた一品。

 

 

口休めの一品は柿。

甘酢餡かけの後なので、優しい甘さにホッと一休み。

 

 

有機栽培ビールの後は何にしようか、メニューとにらめっこ。

 

 

私が選んだのはオーガニックワインの白で、友人は同じく赤。

グラスも可愛らしいのだが、白が入ったグラスはずっしりとした重量級。

 

 

食事には前菜同様、いろいろなおかずが並びます。

真ん中の木の器、左から大豆ミートの唐揚げ、豆腐ハンバーグに車麩のフライ。

黒い小鉢に入っているのは豆乳マヨネーズで、唐揚げにつけていただく。

 

 

ご飯は五穀米で、これだけでも美味しくいただける。

 

 

ドリンクもいろいろな種類から選べるのだが、私と友人は写真の漢方茶。

友人の奥方はオーガニック珈琲で、女房殿はオーガニック玄米珈琲。

 

 

お店のメニューを見ると、カフーツと言う名前になっているチョコレート。

やっぱりオーガニックなのか独特のテイスト。

 

 

料理はこんな感じでお肉は一切出てこないが、

しっかりと美味しくて野菜好きの私にとっては大満足のコースでした。