館内に入り、まず仲居さんに通されたのがこちらのスペース。

右手はお土産処の入り口。

 

 

そして上の写真左がこのレセプション。

 

 

その後ちょっとした説明を受け、

エレベーターで部屋のある2階へ案内していただく。

これは地階のエレベーターなのだが、

どのフロアの扉にも細工が施されて美しい。

 

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降りた後、渡り廊下のようなこの通路を通り、部屋のある棟へと進むのだが、

この空間がステキでね、何枚も写真を撮ってしまった。

 

 

通路を進むと大きく切られた掃き出し窓があり、

明るい光が通路へと降り注ぐ。

 

 

この窓から外に出ることが出来る、ここは月見縁台。

 

 

今回お世話になる部屋は松濤。

お宿の部屋名には全て『松』の文字が付いている。

 

 

玄関から踏み込み。

広々としたスペースはやっぱりいい宿ならではだな♪

 

 

朱塗りのテーブルが美しい、こちらの和室は14畳。

 

 

部屋タイプ的には一番リーズナブルな部屋になる。

 

 

高級宿あるあるのぷっくら座布団(笑)

 

 

その座布団に描かれているのが、

宿のシンボル的な兎のマーク。

松庵さんの本館は仙台秋保温泉の佐勘さん。

その館主さんが卯年のお生まれと言うことで、

兎がシンボルになったそうだ。

 

 

おしぼりにウェルカム抹茶とお着きのお菓子。

 

 

そのお菓子は「めお兎」というネーミング。

 

 

開けてみると、この干菓子も兎さんモチーフ。

カワイイよね♪

 

 

床の間は決して華美ではないが、落ち着いた佇まいがステキだ。

 

 

床の間から反対側の壁。

 

 

メモ帳、電話、消毒液の他、部屋の鍵が置かれていたのだが、

レトロなカタチがいい雰囲気です。

 

 

一段高くなったところにイラストとメッセージを添えて、

双眼鏡が置いてある。

 

 

こちらの壁にはテレビやセーフティボックスなど。

 

 

時計に懐中電灯、テレビのリモコン。

黒い小さな箱の中には裁縫セットが。

 

 

このセーフティボックス、レトロ感満載でステキ過ぎる。

 

 

居室の入口左側にあるクローゼット。

扉を開けると自動点灯するライト。

 

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棚の中には浴衣に帯、羽織に足袋ソックス。

下の段にもサイズ違いの浴衣が入っているのだが、

仲居さんが我々の身長を聞いた上で、

ピッタリサイズの浴衣をピックアップしてくれる。

 

 

それがこちら。

私の特大と、女房殿の小サイズ。

 

 

広縁左には鏡台の付いたメイクコーナー。

 

 

そして海(松島湾)を臨むチェアが2脚。

 

 

広縁から眺める松島の入江は、静かで穏やか。

 

 

テラスから身を乗り出せば、

すぐそばに、手が届きそうなところに、

松島湾がある。

 

 

夕暮れ時ともなると眺望は幻想的に変化してゆく。

 

 

さて、部屋のご紹介。

続いては踏み込みを左に進んだところにある水回りを。

こちらは自由にいただけるネスプレッソとお茶が置かれた水屋。

ミネラルウォーターはサービスで。

 

 

その下に冷蔵庫があって、中のドリンクはすべて有料。

寝しなに日本酒をいただきました。

 

 

水屋の反対側はトイレがあって、立派な手洗い場と、男子小用もあり。

ウォッシュトイレは水洗のみオート。

 

 

洗面台はボウルが二つ。全面鏡張りなので見やすいね。

 

 

その分写真が撮り難いと文句を言うのは、ブロガーの我儘。

 

 

アメニティは女性用がポーラのアロマエッセゴールドシリーズで、

男性用は同じくポーラのアクアバランスオムシリーズ。

 

 

歯磨きや綿棒、カミソリなど、

一般的なお宿にあるものは過不足なく揃えてあります。

 

 

大浴場にフェイスタオル、バスタオルは用意されているが、

部屋にもお風呂があるので、タオル類とバスマットはここに置いてあります。

 

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そしてこちらが部屋の檜風呂。

もちろん温泉ではないものの気持ちよく入浴できるので、

3回も浸かってしまった。

一番リーズナブルな部屋なので致し方ないのだけれど、

これでちゃんとした洗い場があれば尚いいんだけどね。