休日のとある日、ランチに蕎麦でもと思い、

最近旧今市市から移転して来たと言う蕎麦屋さんに行ってみたが、

人気があるようで13時を回っていても店前の駐車場は満車。

 

諦めてもう少し山に向かって進むと、暫くぶりの蕎麦屋さんが見えてきた。

場所は道路から奥まったこんな長閑なところ。

奥に見える高架はJR日光線の鉄路だ。

 

 

50台が停められるという広々とした駐車場がほぼ一杯。

 

 

道に面した門の作りも立派。

 

 

小代行川庵(栃ナビ)

〒321-1107 栃木県日光市小代371

TEL.0288-27-3535

営業時間/11:00〜15:30

定休日/木曜日、12/31〜1/3

    ※定休日が祝日の場合は営業

席数/80席

駐車場/50台

 

 

広い駐車場なので停めることは出来たものの、

こちらも評判のよいお店だけに満席。

ノートに名前を書いて暫しウェイティング。

ならば店舗の裏側にある小代公園に行ってみよう。

この立札に公園の由来が記されている。

 

 

庭の小川を優雅に泳ぐ錦鯉たち。

 

 

木立の間からは店内の座敷席を見ることができる。

 

 

その店舗裏の外観はこの通り。流石に立派な建物です。

 

 

さてそろそろお邪魔してみよう。

 

 

通された席は一番最奥の座敷席。

先ほどまでこの木立の隙間からこちらの席を眺めていたのだ。

 

 

お品書きその壱。

 

 

お品書きその弐。

 

 

今回の女房殿チョイスは天ざるそば。

たっぷりと刻み海苔がかかっていて、海苔の香りが過ぎるくらい。

 

 

天ぷらは竹輪、ピーマン、舞茸、さつま芋に茄子。

立ち食いではお馴染みだが、蕎麦屋の天ぷらで竹輪は珍しい。

実は私の好物なのだが。

この天ぷらを二人でシェアしていただきました。

竹輪はやらんぞ。

 

 

私が選んだのはテッペンに鮮やかな緑が載った、鹿沼名物のにら蕎麦。

刻み海苔もそうなのだが、どうしてもそばの香りが負けちゃうんだよね。

でもシャキシャキとした食感とその香りが美味しいのだ。

汁は甘めだがこの太い蕎麦との相性はいいね。

 

 

行川庵を出て次に向かったのはJR日光線の鹿沼駅。

 

 

小さくて可愛らしい駅舎だ。

 

 

その駅舎に向かって左側には、

鹿沼秋祭りに使われる山車が納められた、上野町の屋台蔵。

ユネスコ無形文化遺産になっている鹿沼秋祭りの特設サイトがありました。

 

 

こちらは先ほどの駅舎の目の前にあるロータリー。

美しい大木が目を引きます。

 

 

この木の所に佇んでいるのは彼の芭蕉さん。

曽良の日記に「おくのほそ道」の道中、鹿沼宿に一泊し、

日光に向かったと書かれていると言うことです。

 

 

これは少し前に話題となったオブジェ。

東京芸術大学の非常勤講師の方が制作したとのこと。

 

 

前から見ても真横から見ても何なのかわからんが、

これは宇都宮駅前の餃子の像に対抗するかのような「シウマイ」像。

 

 

地元下野新聞にこんな記事が載っていたようなので。

(HPより拝借しました)

 

 

シウマイで有名な横浜の「崎陽軒」創業者である初代社長が、

ここ鹿沼市の出身と言うことから、

「かぬまシウマイ」で町興しをしようとシウマイ像を造ったようだ。

なので崎陽軒に肖って、シューマイではなく「シウマイ」なんです。

 

 

その駅前にある白いのれんが掛けられたこちらのお店。

 

 

笑福焼売(EFU-shiumai)

〒322-0021 栃木県鹿沼市上野町113-9

TEL.0289-78-0011

営業時間/11:00~15:00

定休日/月曜日

 

 

こちらのシウマイが今、美味いと評判になっていると言うことで、

ちょいとぶらり旅に出かけてみたのであります。

蒸しシウマイ6個入りを2つテイクアウトし、娘にもお土産にします。

笑福チャーシューも食べてみたかったんだけどね・・・。