カズシットの母方の祖父は、海軍でした。戦艦、伊勢の乗組員だったそうです。
これは、死ぬ間際に、祖父が語った戦争の話です。そして、これこそが、カズシットの反戦思想の原点でもあります。
祖父は戦艦伊勢だけでなく、色んな船に乗って、戦っていたらしい。大体、戦闘ってのは、10分くらい。当たるとか、当てようとか、そんな事を考える暇も、余裕もなく、とにかく撃ちまくったそうだ。横にいた友人が、いきなり、後方に飛ばされた。その人は、その瞬間、死んでいたらしい。戦死者は、海に沈められた。祖父達は敬礼をして、戦死者を見送った。毎日が、この繰り返しだった。船が沈められた時は、海に飛び込んで泳いだ。みんなが一列になって泳ぐ事で、サメから命を守った。サメが横に並んだ際、サメの身体よりも大きく見せる事で、捕食対象から免れたそうだ。祖父は常に、命の危機に直面しており、彼の腹には、銃弾が掠った痕があったのを、僕は覚えている。あれが、直撃していたら、母も生まれてねーだろうから、僕も、この世にいなかっただろう。
また、祖父は、当時の軍部についても怒っていた。上の連中は馬鹿ばかりだったと。戦艦大和を見送った事があったらしい。仲間達は、あれは、すぐにやられると口々に言っていたそうだ。戦艦としては最強でも、護衛艦もつけずに、海に出て行ったら、敵機から、集中的に攻撃される。そうなると、沈没は必至だと、祖父達は思ったそうだ。実のところ、実際に、戦地で戦っていた人達は、薄々、負けるかも知れないと感じていたそうだ。全員ではないが、そう考えている人も多かったらしい。
祖父は入れ歯だった。
これは、当時の上官の暴力によるものだ。何かある度に、上の者は、下の者を殴ったそうだ。その結果、いざ、戦闘となった際、恨みを買っていた上官は、部下達に狙われる危険もあったとか。まあ、それは、仕方ないわ。僕も殴られたら、そうするぜ。あとさ、海軍と陸軍が仲悪くて、殴り合いの喧嘩が度々あったらしい。もう、この時点で、戦争に勝てるはずないっての、僕は解って来たのよ。力だけで抑圧して従わせているという点と、本来は協力関係にあるべき集団同士が殴り合いの喧嘩を度々やらかしているという点。そんな軍団が、勝てるはずないよな。それを、実際に、戦地で戦っていた人達は感じていたのかも知れない。
勝つぞ、勝つぞ‼️と盛り上がっていたのは、戦地に行っていない人達。なぜなら、彼らは、マスコミが大袈裟に伝える戦果に、めっちゃ興奮していたからね。けど、これも、僕は、一部だと思っているんよね。大多数は、ん?と思っていたんだろうよ。けど、そこで、本当の事を言う勇気がなかったんだろうな。コロナ禍の時に見ただろ? 日本人の本質を。はい、これ↓ですね。
日本人は、昔も今も変わってないと証明されましたよね。先の戦争では、東條英機氏のようなA級戦犯が戦争の責任取らされて、吊るされたワケだが、僕は、キ○ガイみたいに、この国を戦争に向かわせるのに、協力していた国民達にも罪はあると思っている。人が戦争に反対するような行動をすれば、非国民だと罵り、その人を攻撃した連中も、同罪。我々は操られていたとか、洗脳されていたとか、集団催眠にでもかかっていたような事を言っていても、実際は違う。コロナ禍の時に、自粛警察として、色々やっていた奴ら。あんたら、催眠状態だったのか? 違うよね。分かっていたよね。自分は黙って従うしか出来ないのに、それに抗おうとする奴らが、ただ、気に入らなかっただけだよね? 戦時中の、あの国民達も同じだったと思う。こんな事を繰り返さないためには、どうするか? 常に、これは、正しいのか、間違っているのか、自分で考える事だと思う。あの人達がこう言うからとか、テレビでこう言っていたからとか、有名なユーチューバーがこう言っていたからとか、TikTokの動画で、こう言っていたとか、ネットで、こう言われているからとか、そんなもんは関係ないぜ。まず、自分で考える。明らかに解るだろ? 若者を戦闘機に乗せて、敵艦にぶつける事を、これは、正しい事だと思うか? 絶対、おかしい!と思った人はいただろう。けど、お互いに、周りを気にして、それを受け入れたんぢゃないか? 恐らく、この先も、こーゆー事は起こると思う。戦争ぢゃなくても、コロナみたいに、国が、国民の行動を制限させたり、そーゆー事がね。その時、盲信的に、全てを受け入れてしまうのではなく、本当に、これは正しいのか?と疑ってかかる事が、絶対に大切だと、カズシットは思うんだよね。
冷静に考えてみてよ。
何も恨みのないのに、ただ、異国の人だという理由で、殺し合うなんて馬鹿げているだろ? 僕は、日本人だ。だけど、別に、アメリカ人も、ロシア人も、中国人も、韓国人も、イラン人も、インド人も、タイ人も、オーストラリア人も嫌いではないよ。あんなのはさ、権力者同士の都合だ。この写真↓は、僕が人生で、ラストに、楽しい酒を飲んだ日だ。西成のゲストハウスで、たくさんの外国人と酒を交わした。最高の夜だった。僕は、彼らを敵だと思わない。同じように笑える人間やからな。
今も、世界中で、戦争は起こっている。
8月15日みたいな、誤った記念日が、これ以上、生まれないように願うばかりだ。
それでは、今日の一曲ですね。
最後に、実際に、戦地で戦った祖父は、あの戦争について、何と言ったか、書き残しておこう。祖父は、はっきりと、戦争は、アホや。あんなもんは、するもんやない!って言ったよ。子供の頃、何度か、戦争の話を聞かせてよ!って言った時は、笑いながら、勲章を目立たせるように写真を撮ったとか、冬の海で泳がされて最悪だったとか、宿舎を脱走して恋人(後の祖母)に会いに行ったとか、全て、笑い話にして来た祖父は、自分の死期を悟り、真実を伝えたかったんだろう。大丈夫。カズシットは、これからも、戦争反対だ。約束するよ、おじいちゃん。





