またまた、ファックな一週間が始まりましたね。うんざりするぜ。今週も、あの特別待遇のクソ野郎以外は、しんどい思いをするんだろうな。ま、いいや。


土曜日に、熊取に行って来ました。

目的? とくにない。熊取を散策した事なかったから、一回、熊取駅で下りてみようカナと。



熊取に参上したカズシットは、水を得た魚のように、歩き回る。20分くらい、同じ所をグールグル。その間、イラつく車ばかり。こんな橋くらいしか見つからなかった。




一気に熊取が嫌いになる。この町は、車の運転は荒いし、ヤンキーしかいないぢゃん‼️ってなる。もう、次の場所に行こうカナと思い始めたのは言うまでもない。



駅に戻ってみたんですけど、反対側の出口から出たらどうなんだろう?と思って、実際、出てみたら、正解でした(笑) 危うく、熊取は腐れヤンキーの街だ、二度と行かねー!で終わるところでした🤣


史跡も、意外と多いんですよ。

残念ながら、降井家書院は、期間限定公開って事で、今回は公開されておらず、入れませんでしたが😂





中家住宅の方は、中に入る事が出来ました。この家は、すごかったよ。



元々は、平安時代に、後白河法皇が、熊野詣での際に宿泊した家だったらしいです。江戸時代には、庄屋だったそうです。この広い土間は、岸和田城に運ぶ年貢米をここに集めるためですね。



古民家が大好きなカズシットは、中も見学させてもらいました。しばらくは、写真だけを見てもらいましょうか。








はい、普通に住めますね。部屋数も多い。そして、この中家ですけど、和歌山とも繋がりがあるんです。戦国時代、紀州根来寺に属していたそうです。根来寺の一子院であった成真院に子弟を送っており、その中で、成真院院主となっていた根来盛重は、徳川家直臣として活躍したとか。






さらに、この家には、興味深い歴史があるんですよ。江戸時代に、橋本宗吉が、この家で、電気実験を行っているんです。電気実験に使われたは、今は無く、その場所には碑が建てられています。




四十代になってから、エレキテルの研究に没頭した橋本宗吉は、実験も繰り返すようになる。寺子屋で子供百人を感電させる実験とかもやっていたそうだ🤣 中家の中喜久太は、橋本宗吉の弟子で、この家の松の木を使って、雷を掴まえようと考えたそうだ🤣




実験は成功したそうだ。

しかし、こーゆー、とんでもない事を思いつく人がいるから、人間は、色んな物を作り出して来たんだろうな。



↑外には蔵がありましたが、昔は、いくつもあったそうです。



↑外の井戸です。



↑家を背景に一枚。



↑後白河法皇が訪れた事に由来して、江戸時代に建てられた唐門。重要文化財です。



↑表門。こちらも、重要文化財となっています。


中家住宅、色々と楽しめました。

やっぱ、歴史探訪はやめられないわ。ちょっと長くなりそうなので、続きは、また、後日にしますね。


それでは、今日の一曲です。



ヤンキーの町となる直前で、カズシットの中では大逆転を果たした熊取ですけど、僕が心打たれたのは、ここ↓でした。



このガソリンスタンド。

和歌山でも数少なくなって来ている、有人のガソリンスタンド。人と、人との繋がりが、どんどんなくなっていく世界において、ガソリンスタンドの店員と、客が笑いながら話している姿は、やっぱり、なくなってはいけないものだろうな。便利とか、安いとか、それ以前の話だと、僕は思うんですよね。ま、どうせ、誰にも、共感はされないだろうけど🤣