雨の日曜日。

重く暗い日曜日だったな。

こんな日は、和佐大八郎の墓でも探しに行くか!と、外に飛び出す。歩いていても、雨だけにテンション低い。それどころか、少しイライラ💢している。あんまし、こーゆー時は出かけない方がいいんだけどね。


宮井川辺りまで来ると、風景も、田舎っぽくなるため、少しばかり落ち着く。




和歌山で、古くから、用水路として使われて来た地域の宝とされている川だけど、ゴミが沈んであるのは、とても残念だ。


旧中筋家住宅もある。以前行った事がある。今回はスルーだ。この時点で、三時を過ぎていたからな。



中筋家住宅の道路を挟んで向かいに、ちょっとヤバそうな井戸も発見。オカルト好きの血が騒ぐぜ。



さらに、進むと、和佐王子跡がありました。この日に訪れた、唯一の史跡となりました。石碑↓は、江戸時代のものです。



案内板も建てられ、綺麗にはなっているものの、昔の姿とは、周囲の道も含め、変わり果ててしまった事だろうね。これも、時間の流れの結果だと理解するしかないよね。歴史探訪の、それが悲しい部分でもある。



まだ、案内板が設置されて、ここが、和佐王子だったんだぜ!って示してくれているのは、ありがたいよ。なかった事にされている史跡はたくさんあるからね。



雨ん中だけど、ここまで来て良かった。だけど、この日のメインは、和佐王子跡ではないの。弓の名人、和佐大八郎の墓が、この日の目的地なの。だから、行きましたよ。



何となく、観光地っぽくしているけど、和佐王子跡みたいぢゃないってのは、これ↓を見たら解るよね?



車がバンバン走っている車道から入って、すぐなんだよね。別に深い山ん中でもないんだけど、一気に空気が変わったの。



辺りは薄暗いし、雨は普通に降っているし、だんだん、臆病風に吹かれたカズシットは、和佐大八郎の墓を探すのをやめて、そこから離れる事にしました。



しかし、帰って写真を見てみると、そんなに薄暗くもないんよなあ。やっぱ、ここに来る前に、既に、心が負けていたんだろうな。雨ん中、わざわざ、歩いてやって来たのに。往復で、4時間以上歩いていたから、フラフラでしたよ。まあ、リベンジはするんでよ。待ってろよ、和佐大八郎。