2016年の夏。
僕は悪友と、僕が幼少期を過ごした南に向かっていたんだよね。そんな思い出の話を。
カズシット、和歌山市生まれの田辺市育ち(小学三年生まで)です。だから、白浜にはよく行きました。アドベンチャーワールド、エネルギーランド、よく行ったよな。子供にとっては、白浜は、まさに楽園のようなもんでしたね。
さて、2016年。この時は、まずは、田辺市内から行きました。もう、電車の中で、既に泥酔状態でしたね。迷惑な話です。途中休憩の御坊では、宮子姫を恋人にしようとしました。
時代が時代なら、処刑されていますよね。まあ、当時は酒飲み時代だから、今では考えもしないような奇行に走る事が多かったですね。
悪気はないで済まされてしまうのは、酔っ払いの良くない事です。酒をやめた今なら、そう言えますが、当時は、ワケ分かんなくなる自分を楽しんでいました。
田辺に着いて最初に絡んだ人物が、こちら↓です。
どーぞ、逮捕してください!という感じですね。まあ、昔、住んでいた町という事もあり、ハイテンションになっちゃったんだよね。すっかり泥酔した僕は田辺をうろうろして、思い出の地を巡った後、駅前で、一時間くらい寝ました。はい、路上で(爆笑) それは、悪友の提案だったんです。せっかくの旅行を台無しにさせたくないという、彼の優しさですね。
眠ったカズシット、目覚めてからは、完全復活という事で、白浜に入りました。
いきなり、カップルに、変な目で見られたのを覚えてます。彼らは正しいですよ。変なヤツですからね(笑)
一回、宿に入ってから、夜になって、飲みに出動しました。当時は、酒が何よりの楽しみでしたからね。酒のない人生なんて、考えられなかったです。
夏の白浜は、カップルが多いんですけど、そんな恋人たちからしてみれば、我々は、害虫だったね。
二軒目で飲んだ後、浜辺へ、花火を見に行ったんです。もちろん、悪態つきながら😭 たまたま、テレビがインタビューしていたんですけど、我々が近づいた瞬間、撤収するというミラクルも起き、当時の我々は、それに、大ウケしてました。
ロマンチックなムードを破壊しまくり、この日の白浜の嫌われ者になったところで、再び、飲みに戻りました。
最終的には、おばあさんがやってるスナックにたどり着いたんですけど、ここは当時の我々にとって、最高の場所だったかもね。
ここでは、一切、悪態つく事なく、めっちゃ楽しい酒を飲み、遅くまで歌っていましたね。何つーか、変な安心感があったよね。もう、六年経った今だから、この店もないかも知れないですね。
しかしね、カズシット、飲み過ぎてしまい、次の朝は、見事に二日酔いでした。今現在、二日酔いの感覚は忘れてしまっているよね。けど、コロナに感染した時よりも、しんどかったのは覚えているな。イメージとして。
だけどね、あの頃のカズシットは、バカでしたよ。ペパリーゼをブチ込んで、無理矢理、復活してから、また、酒に走るんだから。
↑ナンパに成功した・・・という妄想。
朝から、勢いよく飲んで、白浜の有名な観光スポットである三段壁にやって来ました。
ここは、自殺の名所という悪いイメージもありますが、ここで、自殺なんかしたら、死後も、酷い目に遭うよ。そう、熊野水軍の武士たちもいますからね。自害などしおって!と怒られちゃいますよ?
まあ、自殺した方がいいような酔っ払い↑でしたけどね(笑) ま、こんな人間でも生きてるんですから、皆さん、絶対に死んだりしないでくださいね。生きていると、楽しい事もありますから。
↑全然知らない女性と、カップルの真似をするカズシット(笑)
そんな自殺の名所ってゆー不名誉な場所にされちゃってる三段壁には、洞窟があるんです。その洞窟こそが、熊野水軍の史跡なんですけどね。熊野水軍が、船を隠した場所と云われております。
まあ、船を隠すには良かったかも知れないけど、船の出し入れは容易ではないでしょう。あの波の激しさだからね。熊野水軍、船を隠すにも、命がけだったんでしょうね。
船の出し入れだけで、何人死んだか、分かんねーぞ、これは!というレベルです。だから、自殺なんかしてしまうと、これから武功を立てようという志を持っていたのに、その準備の段階で、死ぬ事になった武士に、てめー、死んでんぢゃねーぞ💢と、ぶん殴られるかも知れないという事です。考え直しましょうね。
熊野水軍は、源平の戦の際に大活躍した和歌山の武士団なんですよ。元々は、平氏についていたんだけどね。源平の最終決戦の際、双方から、助力を依頼された熊野水軍ボスの熊野別当、湛増は、紅白の鶏を源氏と平氏とし、それらを闘わせて勝った方につくというギャンブル(笑)を思いつきました(笑) 自らの一族の運命を鶏に託すという(笑) ある意味、ヤバイ。
湛増は、武蔵坊弁慶の父親だとも云われてますが、この辺は、史実か、どうかは、解りません。湛増が、熊野水軍を率いて、源氏側として、壇ノ浦に現れた事で、源平の戦の勝敗がはっきりしたとされています。
実は、和歌山に住んでいながら、三段壁の洞窟に行ったのは、この時が初めてだったんよね。三段壁は、幼い頃から、よく連れて行ってもらいましたけどね。まあ、ガキには、ちょっと刺激が強過ぎたんで、洞窟までは行かなかったんでしょう。
そんな感じで、観光を楽しみながらも、やはり、当時のメインは、酒でしたね。つーか、日のあるうちから、よく飲んだよね。
つーか、まだ午前中だったよなあ、確か。まあ、それが、当時は常識となっておりました。
↑酔っ払いカズシット。亀とのラブシーン😭
昼食は、とれとれ市場での試食でした。海の幸豊富な白浜において、我々は、食よりも飲みをメインにしていましたので、試食という名の食事も、当然の流れでした。
とれとれ市場と、コンビニをどれだけ往復した事か。何回も何回も、バス会社の兄ちゃん達に会うので仲良くなってしまいました(笑) 旅の思い出というヤツです。
もう、あれから、時は流れてしまい、ダチと、旅行するなんて事も出来なくなりましたが、思い出は生きてる限り、永遠です。だけど、もう少し、酒を控えていれば、もっと楽しめたのに!というのはありますね。
南紀は、紀州★カズシットにとっては、思い出の地です。その思い出というのは、今も積み重ねていってます。いつまでも、南紀が、カズシットにとって、最高の地である事を願いたいものです。






































