まあ、時間あるからって、色々、ブログ書いてますけど、元バンドマンで、ユーチューバーで、おまけに、詩人? こいつ、何者?って思いますよね?


ちょっと、変わったオッサンと思っていてくれていいですよ。このブログは、基本、自由です。思い出話を書いたり、近況を書いたりしていきたいと思いますけど、思い出話というのは済んだ話なので、ブログが進むにつれて、少なくなっていくかと思いますね。僕は、過去に生きているワケではないんで。


僕にブログを書く時間をフルに与えてくれた、この入院生活も、いよいよ終わりを迎えます。明日の午前中に、僕は、この済生会病院を後にします。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。入院初期は、精神的に追い詰められた経緯もあり、退院したくない!と思ってました。そんなネガティヴな思考も、少しずつなくなって来ました。ブログを書き始めたというのも、一つの転機となったのでしょう。


我が家でも、高齢の父が感染してしまいました。母親は免れました。父は熱が38度近くあり、心配したんですが、今は落ち着いているようです。ちなみに、同じ病院にいます。昨日、電話かかって来ました。しっかり、父親を巻き込んでしまった事を、僕は反省しています。こうなる事を避ける為に,県外活動を主としていたバンドをやめたんです。バンドのラストライブとなった愛知高原でも、僕は他のメンバーとはほとんど楽しめず、大体は単身で行動していました。



あの日の事は、また、パンクバンド、ダンビラについて書く時に触れますが、ほとんど、弾けられなかったんですよね。唯一、盛り上がったのが、このやり取りだけという。




やっぱり、県外という事もあったし、パンクバンドなんて、規律に縛られない生き方している人がほとんどですからね。イベント主催側では、マスク着用呼びかけていても、あの暑さの中で、ずっとマスクを着けている事など、逆に危険だったし、それに従っている人なんて、ほとんどいなかったですよね。でも、野外だから、大丈夫だろうという空気もあり、僕自身も特別、危機意識は持っていなかったけれど、それでも、家の者に持ち帰ってしまう可能性は多少あると思っていたから、出来る限り、人との関わりを避けていました。あそこのボーカル、ノリが悪いなあ💢と思われていたかも知れません。打ち上げの時も、うぇーい!って盛り上がってる所には近づきもせず、隅の方で、落ち着いた方々と会話をしておりました。



盛り上がってる集団から、目をつけられないように、めっちゃ警戒してましたよね(笑) ウチのメンバーも含めた酒飲み連中は、二次会をやってましたけど、僕はその場から人知れず、退出した程です。まあ、当イベントでは、感染者出てないんですけどね。


そして、和歌山に帰国(笑)した後、これからも、こーゆー活動を主としていくのであれば、バンド続行は無理と判断し、バンドやめる事を決意したんです。父親の状態も良くなかったのでね。コロナ以前の問題でした。度々、転倒するも、自力で起き上がれないという状態だったんです。こんな親を放置して、ロッケンロー♫とか、出来るはずないでしょう。それが、バンド活動をやめた理由なんですけど、今回のコロナウイルス感染で、父親もしっかりと巻き込んでしまった事については、ショックでしかないですよね。何のために、バンドやめたんだよ!って、自分を殴り飛ばしたくなりましたもん。父が、重症化しなかったのは本当に良かったですよ。こんなバカ息子に対し、父親は、事故をもらったようなもんやから、気にするな!と言ってくれました。


今回は、僕は本当に色んな方に救われました。だからこそ、同じ事を繰り返さないようにしたいんです。先のブログにも書いた、ポエトリーリーディングの封印も、もちろん、そのための決断ですけど、僕の場合、実は、感染源が不明なんです。どこで感染したか、はっきりとしない。それは、何処にいても感染するという恐ろしい事なんですよ。いくつも、ライブイベントにも行って来たし、結果的に感染者出なくて、大丈夫やん!って思った事も多々ある。夜の店に繰り出して(酒は飲みませんけど)、仲間と大騒ぎしたりもしましたよ。けど、感染していなくて、「大丈夫やん」が確信に変わっていくんです。皆さんも、同じ経験しているかも知れません。コロナ、コロナ言うてるけど、大した事ないやん!って思っちゃっているかも知れません。あのイベントで、クラスター出たけど、ウチは大丈夫やぜ!って、その『大丈夫』の根拠は何処にあるのでしょう? 僕は悟りましたよ。今まで、感染しなかったのは、たまたま、運が良かったから!です。ドッジボールで、たまたま、ボールが当たらなかったくらいのもんです。安全なんか,何処にもない!という話ですよ。望まずとも、これを体験してしまった僕は、前よりも慎重にならざるを得ない。退院して、しばらくして、また感染しました!とか、これ、はっきり言って笑えないし、今度こそ、終わりやと思ってます。


僕にメッセージをくれた皆さんは、口を揃えて、お前は悪くない!と言います。僕も、自責の念に苦しみましたけど、この感染自体に、人の罪はないと思っています。悪いのはウイルスだから。でも、そのリスクを軽く見積もっていた事については、自分自身、しっかりと認識している。これくらい、大丈夫だろう!っていう気持ちは常に、何処かにあった。退院した後は、その部分に、とくに気をつけたい。正直に言うと、仕事に出る事も不安です。道歩いていて、人とすれ違うだけでも恐怖を感じてしまうだろう。はっきり言って、実生活に戻れるのか、どうか。未だに不安は尽きない。ポジティブ思考に切り替わった今でも。


軽症で済んだ僕は、同時期に感染した仲間たちが熱に苦しんだり、味覚失ってしまったり、酸素補助を受ける手前までいってるのに、静かな部屋で読書なんかして過ごしています。



つまり、同じ感染者との間でも、苦しみを共有出来ないという事になります。自分だけが軽症なのが申し訳ないとさえ考えてしまいます。昨日は売店で、耳かきを購入しました。



それくらいの余裕が戻って来ているんです。軽症ゆえに。症状としたら、喉が痛いというくらい。味覚もしっかりあるし、熱も37度超えはしていない。咳は多少あるけど、呼吸困難になる程でもない。ほぼ、メンタル面のみ。


ここで、夜を迎えるのは、後一回。シャワー浴びるのも、後一回。昼食も、これが、ラストなので、写真撮りました。



ネガティヴな考えが浮かんだ時は、とにかく食べる。空腹時は、ろくな事を考えない。



気分が軽くなる事はないだろう。

けど、前に向かって進むしかないんですよね。オッサン、ガチで悩んでます。これから先、たくさんの不安があります。憧れのシド・ヴィシャスなら、そんなもん、知るかよ!と吐き捨てそうですけどね。長く色々と書きましたが、明日、退院という事ですね。色々書いていると、少し、気が紛れるんです。