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今日ご紹介するのは、「抜き射ち二挺拳銃」(1952年)、ドン・シーゲル監督が最初に手掛けた西部劇である。タイトルバックは、いかにもゴールド・ラッシュに沸き立つカリフォルニアを舞台にした西部劇の雰囲気だ。



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採掘権を強奪しては殺すギャングたち。一緒に金を採掘していた父を殺されたオーディ・マーフィが冒頭に登場するが、



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転じて、映画は、町の保安官(スティーブン・マクナリー)に焦点を当てる。“稲妻”といわれる早射ちの名手というが、いまひとつパッとしないキャラに映る。左は、そんな彼を慕う若い娘ダスティ(スーザン・キャボット)。保安官は強盗団を追跡し、負傷した一味の1人を捕えるが、



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保安官のいない隙にこっそり首を絞めてその口を封じたのは、街の事業家ロッドの妹のオパール(フェイス・ドマーグ)。捜査をかく乱するために保安官に近づくが、彼はオパールにのぼせ上がり騙され続ける。何ともだらしない保安官で、助手として雇われたオーディ・マーフィが、そんな彼をフォローし、助けるという形で、結局マーフィにスポットが当たるようになっている。



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悪役を演じたロッドにはジェラルド・モーア、そのほかの悪役にはユージン・イグレシアスなど。



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リー・マーヴィンが脇役で登場するが、やはり存在感が違うね。



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腕を負傷した保安官は傷は治ったものの、引き金が引けなくなっていた。それを知った敵との対決シーンなどが見どころになっている。



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