今日ご紹介するのは、レイ・エンライト監督の、「命知らずの男」(1950年)である。南北戦争末期のカンサス襲撃隊を主人公にしたB級西部劇だ。



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主人公のオーディ・マーフィはジェシー・ジェームス役。左のリチャード・ロングはフランク・ジェームスだ。



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さらにはヤンガー兄弟(ジェームス・ベスト(右)とディーイ・マーティン、



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キット・ダルトン(まだ20代半ばのトニー・カーティス)という、5人の若者が、




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カンサス襲撃団と名乗っているクワントリル大佐(ブライアン・ドンレヴィ)のゲリラ軍に参加する話だ。若者たちが憧れる南軍のゲリラ団だが、まあ人を殺すことを何とも思わない凶悪な強盗団なんである。



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ジェシー・ジェームスと恋に落ちるクワントリルの娘にはマーガレット・チャップマン。いわゆる美人でか弱いヒロインは登場せず、男勝りの女性だけなのはユニークだ。



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クライマックスでは、クワントリルが負傷し失明したまま騎兵隊に取り囲まれ、若者たちを一度は助けた騎兵隊の隊長と対決せざるを得なくなる。



もっと面白くなるはずの設定なんだけど、演出に今一つキレがないのが残念。


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