紅葉の頃は殺人的な混雑ですが(笑)、この時期はしっとりとした落ち着いたお寺でゆっくりすることができます。
午後からちょっと涼みに行くにはとても最適ところです。。。。
山門を潜ると覆いかぶさるような緑のトンネルの中に出ます、、、、、
キラキラとした陽光と、、、、
優しく涼をもたらせてくれる木陰のコントラストが…
どこか童話の国に迷い込んだような空間を生み出して……
疲れた心をそーっと癒してくれます。。。。。
山肌から吹き降ろしてくる爽やかな風がもうすぐそこに、秋が来ていることを予感させてくれます。。。。。
茅萱の屋根が珍しい仁王門は常寂光寺最古の伽藍です、運慶作と伝えられる仁王像は足腰の病にご利益があるといわれています。。。
しんと静まり返ったその佇まいは、
ここに明らかな結界があるのを感じさせます。
仁王門を抜け石段の参道を上ると本堂の前に出ます。
本堂に参拝を済ませ少し息を弾ませていると、植栽の手入れをしている庭師さんに「お疲れ様です」と声をかけられ少し談笑した、、、
広縁で少し休息を取り、多宝塔へ向かう、、、、
聞こえてくるのは少し元気のなくなった蝉の声と、時折聞こえてくる野鳥のさえずりだけだ……
参道を登るり多宝塔に近づくと、、、
不意に、やや西に傾いた日差しが差し込み神々しい空間に出た、、、
思わずシャッターを切るが、この空間の神秘的な雰囲気を捉えるのには自分の腕では限界を感じた…
知らないうちに、胸にこみ上げてくるものがあるのに気が付いた……
この空間にとどまっていたいと感じたのだが…
数分もすると、この神々しい空間は、すぅーっと、、、、、、跡形もなく消えてしまった…
不思議な感覚にとらわれ、、、、
まだ心にズンと残る感動に打ち震えながら、多宝塔にむかう、、、
多宝塔までくると、先ほどまでの不思議な体験はどこかへ……
気持ちよさそうな夏の匂いを残した雲が、
素知らぬ顔で気持ちよさそうに青空に浮かんでいました。。。。。。
多宝塔の裏を回り歌人藤原定家の「五月雨亭」があったとされる石碑をまわり、参道を下る。。。。。
もう一度本堂の脇を抜け、先ほどの庭師さんに会釈をして、左に折れるるとこの時期の常寂光寺の一番好きな場所へ出る。
仁王門を俯瞰で眺める苔むす参道に腰を下ろし、、、、、
ゆっくりと胸のすみずみまで、いっぱいの空気を吸い込んだ、、、、、、
体や心が浄化されていくように感じたのは気のせいだろうか。。。。。。。
もうすぐそこに秋が来ているのを感じることのできた常寂光寺でした。。。。。
BY HONDA



























