

ユーミンのデビュー作であるひこうき雲のマスターテープを改めて聴き直し
新たな発見をするというけっこうマニアックな番組。
16チャンネルに入った音を参加したミュージシャンを交えて聴き直すという
大変興味深い番組だった。
1973年発表だったんだ。
当時、高校1年生。
あの頃は格差も派遣社員なんて言葉もなかったろう。
松任谷由美と勝間和代がオーバーラップして最近嫌だ。
『勝間さん、努力で幸せになれますか 』
という勝間和代と香山リカの対談集を読んだ。
社会からドロップアウトした弱者がいる。
そういう立場の人間のことを歌う曲が日本にはない。
ロックは反体制の音楽だ。
強い人間より弱い人間を歌うのがロックだ。
この本の中で香山リカがしきりに勝間和代に食いついていく。
そこにロックの精神をみた。
香山リカ、すごくカッコいい。
そもそも正義の味方って
強気をくじき、弱きを助ける でしょ。
弱者のことは、だれも助けないし、非難だけする。
そういう社会だ。
ユーミンは、このあとニューミュージックの女王として君臨し、
とてつもない強者になっていく。
実際勝間和代とも面識があるようだ。
もう二度とひこうき雲のような繊細なアルバムは作れないだろう。
番組の中でユーミンが言っていた
一人で打ち込みながら曲を作っている人にはわからないだろうな
って言葉に耳が痛かった。










