アート★DIC川村記念美術館 | ジミニークリケットの散歩道

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好きに楽しく暮らすシニア女性です。
ミニマリストに憧れつつ、惹かれる物、魅力的な場所も多く、シニア世代になっても、落ち着けずに あっちへふらふら、こっちへフラフラ。人生って面白すぎます。

初めて千葉県佐倉市にある

「DIC川村記念美術館」に行きました。


木々が生い茂る小道を下ると

湖が目に飛び込みます。

え?この広さ。素晴らしい。

もう来て良かった気持ちで満足です。



巨大なオブジェが迫力ある存在感!

フランクステラの作品です。

私は心臓の形ように見えますが、

何なのでしょう。


ステンレスや訳わからんパイプを

繋げて溶かして作られた作品で

八幡製鉄所との制作されたものです。

職人さんも制作現場でびっくりですね。

「上から溶かした金属を垂れ流して」

とか、何を作るか理解出来ないまま、

作ったのだと思います。

アバンギャルドで面白い。



いよいよ美術館に入館します。

建物がこれまた美しいんです。


モダニズムの建築家 海老原一郎さんの

デザインです。

コンクリートでありながら温かい印象です。



館内は撮影禁止のため、

パンフレットから転用させて頂きます。

レイプラント、ルノワール、モネ…

もう有名どころの作品が目白押し。

携帯アプリの解説を聴きながら、

一点一点をじっくりと見ていきます。


ジャクソンポロックがあります。

ピカソとの交流しながらも、

「全てピカソが先にやってしまった」と、

絶望して数年。

ジャクソンポロックにしか描けない作品

絵の具を絞りながら垂らして描く

という事を編み出しました。

アバンギャルドで過激で紙一重で、

素敵です。

数々の名作オンパレードで、

少し休みたいと思ったところ、

小さな文字が「茶席」と。

え?何?ここの扉。

と、扉を開けて入ると8席の茶席。

お抹茶と練り菓子セット800円で、

お庭を見ながら気持ちをリセット。

さー後半戦も美術鑑賞しましょう。


ちょっとした中庭

空とグリーンと建築

美しくて暫く佇みました。


沢山の作品を見て 大満足で、外を散策

広場にはヘンリームーアの作品が。

広場で家族連れがおにぎりを食べてます。

普通の風景とアートが融合してて素敵。



モネの作品を思わせるスイレンの池

ゆっくり ゆったりと想像の世界に入り込めます。



今回 初めてこの美術館にきて、
豊かな時間を過ごすことが出来ました。

大好きな美術館が、また一つ増えた喜びで、満たされた1日になりました。



帰り道 ひまわり🌻畑が広がってて、

あまりに美しいので 車を停めて

しばし散策



ソフィアローレンの昔の映画

「ひまわり」のように、

ひまわり畑の中に佇んでみました。

映画は 映像は美しいく好きでしたが、

本妻の元に帰ってしまった妾(浮気)の気持ちを丁寧に描いた作品ですが、

私は 付き合う前に既婚者が聞くべきだし、もし既婚者なら本妻に返ることが前提だと思い、深入りしたら自分が悲しい思いをするだけだと考えてます。

その後に、本妻が夫とその彼女を許すか、別れるかはその人の生き方によりますが。

昔 好きだった映画が、

今好きだとは限りませんね。


そんな色々な事を考えさせるひまわり畑でした。


佐倉市西部自然公園ひまわり畑第二会場