散歩★下田 あじさい祭り | ジミニークリケットの散歩道

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好きに楽しく暮らすシニア女性です。
ミニマリストに憧れつつ、惹かれる物、魅力的な場所も多く、シニア世代になっても、落ち着けずに あっちへふらふら、こっちへフラフラ。人生って面白すぎます。


紫陽花の株数日本一の下田公園へ
紫陽花を愛でに行ってきました




こーんな紫陽花の花が満開の遊歩道を

グングンと登っていきます。

下田公園は 小高い丘にあり少し息が切れますが、紫陽花があまりに美しいので、登りも苦ではありません。




こーんな紫陽花が集まってます。
さすが紫陽花の株数日本一だけあり、
ものすごい種類が咲き誇ってます。

下記の写真の中も遊歩道にはなっていますが、
その中を歩くよりも、上の遊歩道を歩くほうが俯瞰で見る事ができて美しいです。


頂上では、眼下に下田の町と紫陽花

南伊豆の漁港の長閑な雰囲気が伝わるかなー


とても穏やかな日常があります。



下田のを散策し、ペリー来航に想いを馳せながら

港町を散策しました。


唐人お吉 の話は昔の映画からうっすらと知っている程度でしたが、

この下田に散歩に来るにあたり、

少し検索してみましたらかなりキチさんの生涯は着色され 美化され 悲劇のヒロインに仕立て上げられている事を知りました。


貧しい漁港の1人の薄幸の女性を美化されたキチさん。

亡くなってからも心境は複雑なのかと思います。

そっとしてあげたいな〜と思います。


映画では 貧しい芸妓がハリス(在日米国大使)の妾として差し出される悲劇のようです。

しかし、実際にはハリスは妾ではなく看護人を希望したので、キチさんは3日で解雇されたようです。


容態の悪い大使は看護人を希望し、

当時の政府は 貧しい女性を連れてきて当てがおうとしたところに 当時の日本人の民度が伺われますね。

いやいや、容態が悪いだから、最高の技術を持ったナースを派遣するべきでしょ!


ハリスさんも、キチさんも 迷惑だと思います。


男性目線で描かれた昔の小説と映画がヒットした事に不快感が残ります。


唐人お吉のストーリーは不快ながらも、

それを知っただけでも有意義だったです。


帰りの電車は「Saphir ODORIKO」という

乗ってみたかった電車にしました。

それはそれは素晴らしい内装で

天井は高く広々感じ、

座席の幅は ゆったりとした座席。

直ぐ後ろの女性2人が大声で2時間半ずっと話し続けて うんざりしていたものの…

実はラジオのように2人のおバカな会話を面白がりました。笑

1万円近くお支払いしてるのだから、楽しまないとやってられないと気持ちを切り替えました。




また来年も下田公園あじさい祭り 行きたいと思います。
楽しい小旅行でした。