このレストラン「ソウル キッチン」をお勧めします。
てくてく歩いて 店に向かいました。
大人気店ですので、予約しておく事をお勧めします。
多くの飛び込み客が お断りされてましたので。
私達はいつも ホテルのチェックインの際に
担当者やコンシェルジュに夕飯の予約をしてもらっちゃいます。
昼は散歩がてらに お気に入りを見つけて食べ、
夕飯は リサーチしてた絶対に行きたい店にしてます
マテーラ の夜は 比較的に安全ですので、
夜の散歩も不安な気持ちは微塵もありません。
そこも南イタリアの好きなとこの一つですね。
ビクビクしてちゃ 旅の醍醐味が半分になっちゃうからね
スターターは「前菜の盛り合わせ」二人前。
南イタリアでは、先ずは「前菜の盛り合わせ」を!
その店 その店で、コレを食べて!っ料理をちょっとずつ盛り合わせてくれてます。
私達は 全ての夕食でスターターは前菜の盛り合わせをオーダーしてましたが、全てのレストランで違うものが出てきて、しかも 美味しい。
しかーし、この「ソウルキッチン」の前菜盛り合わせ
は、別格でした。
チーズを揚げてあったり、スモークハムをポテトに忍び込ませたり、とにかく手が込んでて。
ほっぺが落としまくりました。
こんなアルデンテの米に チーズとポルチーニの香りが纏わり付いてるリゾットを食べたことがありません!
大感激です。
メインは店の冠を名にしているシェフご自慢の牛肉
我が人生のナンバー3に仲間入りです。
牛肉を熟成させてるのが一口でわかります。
単に柔らかいとから、脂がうまいとかのレベルではなく、噛んでいて幸福な味が心を満たす肉なのです。
ニューヨークの「ピータールーガーステーキハウス」の熟成T bone steakと比べても 引けを取りません。
しかも、1人前を食べやすくスライスして下さり、
前菜、リゾットを平らげた私達の胃袋にも
シェアして収まります。
こちらも 人生ナンバー1 パンナコッタです。
濃厚 クリーミー で、ドライベリーがサクサクとアクセントになり、最高の一品となってます。
パティシエが食べ終わった 私達のテーブルに来て
パティシエ「どうだった?」イタリア男性かわいい🎵
私「最高に美味しかったよー」って答える。
パティシエ「どの位?世界一?」って聞いてくる。
私「私の人生で一番のパンナコッタ」と答えると
天にも登る笑顔で顔を崩して
ガッツポーズの拳を握ったまま
キッチンに戻って行きました。
そして、キッチンからは歓声の声!
あーコレがイタリア人。
彼らに私が惹かれる部分だと実感。
実にチャーミングてす。
心を込めて作ったものを
店を選んで来てくれた人と分かち合い
メンバーから褒め称えられ。
幸福の渦に巻き込まれる感覚です。
南イタリア旅行のラスト晩御飯に
この幸せループを見られて
日本料理の手法からインスパイアされたの?と思う部分もあり、勉強熱心です。
しかも、来店時にゲスト全てを出迎え、
オーダーもテーブルに来て相談に乗ってくれ、
調理や仕上げチェックも自らするのでキッチンに引っ込み、
食べ終わる頃は 全てのテーブルを回り、挨拶。
おまけに 会計時にレジ横でお見送りまで。
(価格は二人で一万円程度なので明朗会計 安心安心)
こんなに働き者のスーパーシェフは世界中の旅先でも出会ったことがありません。
また、このシェフにお会いしたいと思いつつ
店を後にしました。
マテーラ の夜景を見ながら 夜22:00を過ぎても