さてさて、四日市コンビナートの続きです。
帰ってから分かったのですが、きれいな等間隔に3つ並んだ星が写ってます。
一見ひとつ前の記事と同じ写真に見えなくもないですが全部違いますよ!...ゴホゴホ。
ちなみにすまぽんでは全然見えません。
あれ??これってオリオン座の3つ星??
ほかの写真も確認してみるとやっぱりオリオン座でした。
3つ星は下から順にζ・ε・δ星、紅白の煙突やや右上の明るい星がBetelgeuse。
月の右下にあるのがふたご座のγ星Gemini??
ウルトラの星があるというM78星雲はオリオン座ζ星のすぐ近くにあるはずです。笑
露出時間は約90秒ほどですが、わずかながら斜めに移動しているのがわかりますね。
こんなに明るいコンビナートで、しかも半月とはいえ上ってきた月がすぐそこにあるのに。
つい先日真っ暗な仰木の里山で生地にできないぐらいに撃沈したわね。
ここで星空が撮れるとは意外でした。
星空は北極星を中心に東から西へと回転しているように見えます。
これは地球が西から東へ自転しているので、星の見かけの位置が変わるように見えるためこのように見えます。
北極星が回転軸の中心なので、北の空では反時計回りの同心円状に見えます。
北極星から距離が離れるほど見かけの星の動きは直線的になります。同心円の半径が大きくなるからですな。
東の空では右下から左上に、西の空では右上から左下に動いて見えます。
南の空ではやや円弧を描きながら右から左へほぼ水平に動いて見えます。
北と南で見え方が異なるのは地球が球体だから。
日本付近のような中緯度だと天の南極付近は見えません。
南の空に見えるのはせいぜい赤道上かその南側あたりでしょうか??
一度きりの人生だもの ~ 流れ星にお祈りしましょう♪ ☆彡☆彡
北の空の星が北極星を中心とした同心円状の光跡を、アナさんがばっちりとらえてます。(☆彡からリンク。)
どんだけ光の少ない真っ暗なところにお住まい??...ゴホゴホ。
Wの形をしたカシオペア座もばっちり。
惜しいのは北極星がなぜかぎりぎり写ってないんですな。
あろうことかご本人はカシオペア座が写ってることにも気がついてないとか。
たぶん北極星にも気づいてなかったのでしょうか?? (すまぬ、アナさん気がついてるよね。)
私もこんな星空撮りたいなぁ。でもこれシャッタースピード何分だろう。笑 私なら辛抱できんかも。
思えばちょうど2年前、三脚デビューしたのもここ四日市の工場夜景でした。
ここから少し離れた中部電力塩浜変電所。今でも一番お気に入りのスポットです。
その頃はちょうどキマッシさんで個展開催中。
大正橋の手摺に固定して撮ったコスモ石油の夜景に満足できず、買ったばかりのSlikで四日市へ。
このとき撮った写真が私の工場萌の原点ともいえる写真ですな。
いちばん上の写真はとあるphotoサイトにも紹介された1枚です。◆◆
その後も三脚はあっても手動でシャッター切ってました。
30秒とか1分とかいや3分とかもザラに....指が攣りそうやってば。
しかしレリーズって便利ですな。(←いまさら。)
わずか2,000円あまり、しかもポイントで購入したので実質負担ゼロ。なんで今まで買わなかったんでしょう??笑
やっぱり全然出来が違う。(←あたりまえだ!)
三脚の時と同じく、今回も覚醒するでしょうか??
今回は滞在わずか2時間あまりでした。(空腹と眠気で辛抱たまらん。)
アナさんみたいな星空写真に輝くコンビナートの夜景か....次回が楽しみです。
しかし今回は偶然写った星空なので星空写真としてはあれですな...ゴホゴホ。