MIHO MUSEUM。
信楽の山中にある美術館で、エジプト・ギリシア・ローマ・ガンダーラ・・中近東などあらゆる地域の美術品が収蔵されています。
紀元前数世紀などという国宝級としか思えないような名品が陳列されており、ちょっとびっくりです。
神慈秀明会という新興宗教団体の会主のコレクションだそうですが、本物なら軽く数百億は下りますまいヽ((◎д◎ ))ゝスゲェー
あまりにすごいコレクションなのですが、私の興味は建物のほうにもありまして。笑
設計はイオ・ミン・ベイ。かのルーヴルのガラスのピラミッドや中国銀行香港支店ビルなどは有名ですな。
アジア系の建築家ではもっとも名声を得た1人として知られています。
レストランやインフォメーションのあるレセプション棟。
駐車場に車を停めたらこちらでチケットを購入、大人1人1,000円です。
ここからミュージアム棟までは約500mあまり、ゆっくり歩いて5分ほどです。
最初の2枚の写真は途中にあるトンネル内部の写真。
枝垂れ桜の並木を通り抜けて、トンネルをくぐり吊橋をわたるとミュージアム棟へ到着です。
わざわざトンネルや橋を通らないと行けないのは、「桃源郷」というコンセプトだからだとか。雨の日はたいへんそうですが。笑
往路はせっかくなのでこちらの電気自動車(7人乗り・無料)に乗っていきました。
こちらがミュージアム棟の玄関、思いのほかこぢんまりしてますな。
それもそのはず、ミュージアム棟はまわりの景観にも配慮して、建物容積の60%以上が地下に建設されてるのだそうです。
大きな窓の外は一面の緑。みえるのはただただ山・山・山。
数km先の山中には巨大な神慈秀明会の神殿が見えております。なんとも不思議な風景ですな。
さすがに展示してある美術品等は撮影不可でしょうが...いや明確に撮影禁止と書いてあるのはごく一部なんですよ。笑
こちらはホールの一角です。
仕事柄、この巨大なブラインドは非常に気になりましたので。笑
うちもたまにでいいからこんなでかいブラインド納品してみたいもんですな。
さてさて、広い館内をひとまわりして帰り道です。
帰りは歩いてレセプション棟まで。電気自動車がトンネルに吸い込まれていくようです。
橋のケーブルがそのままトンネルに...これはなんという形式なんでしょうか??
吊橋のようですが、こんな橋ははじめてです...気になって気になって夜も眠れませんな。爆
この写真と上から3枚目の写真でお分かりになる方は是非ご一報を...ゴホゴホ。
トンネルを抜けると、真っ青な青空と名残の枝垂桜。
周囲の緑と枝垂れ桜の淡いピンク色、抜けるような青空がトンネル出口で見事に切り取られました。
イオ・ミン・ベイはここまで計算したんでしょうか??
うーん、これはすばらしい☆
満開の頃だともっときれいなんでしょうねぇ。
さて、そんな枝垂れ桜の並木道、天気もよくて気持ちがいいですな。
どこかからウグイスの鳴き声も聞こえてまいります。
ガサゴソ...ガサガサ...
木に何かがいるようですが.... な、なんでしょう??この鳥は??
なんにでも興味がある私ですが、鳥には弱い。笑
やっぱり、鳥といえばいつもお世話になっております、このお姉さま2人に....ゴホゴホ。
にゃあさん 、himeyuri さんよろしくお願いします。
■MIHO MUSEUM
滋賀県甲賀市信楽町田代石佛谷336番地
JR琵琶湖線 石山駅下車 帝山湖南交通ミホ ミュージアム行き50分
新名神高速 信楽IC 20分
名神高速 栗東IC 40分
名阪国道 壬生野IC 40分
http://www.miho.or.jp/