散歩中に立ち寄ったコンビニのレジの脇にチロルチョコのシュークリーム味が売っておりました。
もはやチョコなのかシュークリームなのか何なのかわからなくなっちゃってますが、シュークリームの味がするチョコと言う事できっと美味しいのでしょうね♪
さて、僕は家で作業する時、例えばセリフを覚える時とかメルマガの執筆をする時とかに、ちょっと行き詰まったり、あるいはリフレッシュしたいなぁと思った時はよく近所を散歩します。
散歩のルートは大体決まっていて気分によって早く折り返したり、同じルートを何往復かしたりですが、時々横道にそれてわざと迷子感を味わってスリルを楽しんでいます。
大抵はひとつ先の路地を来た方角に戻ればいつものルートに帰れるのでスリルに飽きたらすぐに戻りますが、たまに本気で迷子になります。
見たこともない公園に着いたり通った事のない大通りに出てしまったりすると本気でビビります。
しかしそこはもう大人なのでむやみに泣いたりわめいたりはしません。
落ち着いて周りを見回し、まず住所を確認します。
電柱に貼ってある住所のプレートを声を出して読み、迷子になった実感を噛み締めたら来た道を戻ります。
しかし初めての道なので正確に元の道に戻れません。
さらに迷子です。
道端の野良猫が40近くにもなって近所で迷子になった僕をあざ笑うかのように見つめています。
夕方5時の町の音楽が流れます。
小学生が何人も僕を追い抜いて家に帰って行きます。
ああ、帰る家があるっていいなぁ、家ではきっとお母さんが晩ご飯の支度をしながら「宿題やりなさいよ!」なんて言うんだろうなぁ、なんて考えながら歩いていると急に風が吹いてきて目の前に茶色い帽子が。
拾って正面を見ると、手を繋いで散歩しているおじいさんとおばあさんが帽子を追い掛けてこちらへ歩いて来る。
「どうぞ」と言って帽子を渡すとおじいさんが「ありがとう」と言って受け取ってくれたので、そうだ聞いてみようと思い道を尋ねてみる。
「ああ、そこの道を左に曲がったらすぐだよ」と言って道を教えてくれた老夫婦にお礼を言って角を曲がる。
た、助かった!
そしていつもの道をいつもより新鮮でありがたい気持ちで歩いて帰ります。
「日常にも刺激がいっぱいだなぁ!」
なんて言いながら無料で楽しめるスリリングなアトラクション『ご近所迷子』を楽しむ僕でした。
人は皆、これを現実逃避と言います。
帰って来てまた締め切りに追われる本当のスリルを味わいます(^_^;)
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