スペインから、こんにちは
! カッチンです。
まずは、初めてブログへいらして下さった方達のために。。。
クリスタル チルドレン
とは、発達障害の子供達の事です。くわしい事は、 ブログのタイトル:イギリスとスペインの自閉症の子供達 に書いてありますので、読んで下さいね。
さて、今回は、数回に分けて、私がこちらのインターナショナル スクールに勤めて1年目に出会った2年生のA君
と5年生のD君
についてお喋りしたいと思います。
この子達は、医学的には、ADHD・ADDと呼ばれています。
気が散りやすい。
落ち着きがない。
忘れがち。
授業中にも友達にちょっかいを出す。
声のボリュームを上手く調節できない。
などと、色々と言われています。
パパとママ達は、症状を出来るだけ理解し、そして、学校側にも協力を求め、数々なサポート方法を使い、チームとなって前向きにがんばっています。 しかし、それとは反面に、未だに、その症状に理解不足な学校側、先生達、そして、その症状を全く知らない周りの親達から、
悪い子。
乱暴。
マナーが悪い。
などと言われ、前向きの気持ちを崩されるほどに辛い思いをなさっているご家族の方達が沢山いるのも現状です。
私が以前、イギリスの公立小学校にいた頃にも、休み時間には何度も繰り返しのトラブルがあったのです。
”本当に、この子達だけが喧嘩の原因
”
クラスの中での様子は、私なりに理解していました。
でも、休み時間、全校生徒が校庭や室内体育館で、はしゃぎ走り回っている中、例え監視している先生方がいても、小さなところまでなかなか、目が行き届かないものです。
私は、どうしてもADHDの子供達の休み時間の行動、喧嘩のきっかけを知りたかったのです。この際、”他のクリスタル チルドレン達の行動も全部、自分の目で確かめてよう![目](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif)
”と思いました。
しかし、その時期は、なんとタイミングが悪く、冬でした。風邪を引く
のも覚悟で、自ら校長先生に頼み、12月から2月までの3ヶ月間毎日、全ての遊び時間(午前、昼、午後の子供達の行動は違うので)、休みも取らず見学しました。特にその冬は30年ぶりの寒波と言われ、本当に寒かったですよー
。 あたたかい紅茶
を持って来てくれたやさしい先生達、一緒に校庭に来てくれて協力してくれた先生達もいました
。
そして、私達は、周りの子供達で、チャレンジ精神が強すぎる子達、わざとイライラさせる事をしている子供達、グループでからかう子供達をその場で見つけ、指導する事が出来ました。
頭からADHDの子供が乱暴で聞き分けがないと決め付けて、叱りつける先生達![プンプン](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/140.gif)
がいただけに、この期間は、きちんと他の先生達に喧嘩の原因を伝えられて良かったと思っています。
休みなしで頑張った甲斐がありました。少しでも学校の環境を変える事ができたのではないかなぁ。。。っと、思っています。
その当時、協力してくださった先生方には、感謝の気持ち
でいっぱいです。
次回は、2年生で、折り紙が大好きだったA君を紹介させて下さい。
では、また。
かっちんよりxxx