「みぞれバー」は私くらいの年代の人間にとっては子供の頃から慣れ親しんだアイスですし、セブン限定とは言え復刻してくれるのは素直に嬉しかったし期待も大きかったのですが…
ただ食べてみた感想としては、似て非なる物って感じで正直期待外れ…と言った感想を持ちました(苦笑)
パッケージは確かに同じだと思いましたが、そもそも今回の販売価格は1個税込みで151円でしたが…、元のみぞれバーは当時一般的な商品が100円だった時代に確か50円か60円と言った感じに
子供からすると100円アイスは高くて、でもどうしても割とキッチリしたアイスを食べたいという時に選べた選択肢になったアイスでしたし、今で言うガリガリ君の様な存在だったので正直割高(原価的にも安いと思いますし)に感じます(苦笑)
とは言え今これを買おうと言うのは昔を懐かしんだ大人が殆どだと思いうので大目に見るとしても、そもそもの元のアイスは今回の様に綺麗に外周がアイスキャンディーで覆われていなかったと思うんですよね
正にカップのみぞれアイスをバーとして固めた感じで、表面にも氷片が浮き出していたと思いますし、そもそも氷片がもっと粗くザクザクとした食感でこんなしっとりとした食感では無かった筈です
これは現在の氷小豆バーや宇治金時バーに見られるタイプの製造ラインを流用して作ったと推測されますし、元のみぞれバーを忠実に再現した物ではないと思われます
またおそらく原材料の品質自体が昔と今では変わったのだと思いますが…、昔のグレープフルーツ味はもう少し苦みが有ったと思いますし、故に子供の頃はグレープフルーツ味よりアプリコット味の方を好んだ記憶が有りますしね
昔のグレープフルーツは少しある苦みのため子供からはあまり人気が無く(当時砂糖をかけて食べていた記憶が有ります)、大人に好まれるフルーツであったと思いますし、今のグレープフルーツジュースは昔に比べ苦みが少ないタイプが多いとは思いますが…
お手軽に復刻する事を優先して、結果…忠実再現とは程遠い物になってしまったのかな…と言うのが私の見解です(苦笑)
※追伸
書き終わった後に思ったのですが、今回の復刻版は大元をモデルにしたのではなく、生産中止にした後に一時的に出ていた箱アイスのみぞれバーを元にしたのかも…と
元々みぞれバーは5種類有った…みたいな話も有りますが、私が知る限りグレープフルーツ味とアプリコットしか残ってはいなかったと思いますが、後の箱アイスはグレープフルーツ味は入っていたけどもう一種類は元になかったオレンジ味で、がっかりしら覚えが有ります
その頃の物を元にしたのであればアプリコット味が復刻されないのも納得ですし、箱アイスのデータは残っていても元のアイスのデータを紛失しちゃった可能性も有るのかもしれませんね(苦笑)