☆日向坂46 加藤史帆ら4人同時卒業でグループの今後はどうなる? 残されたメンバーの課題は☆ | AKB48G&日向坂46応援ブログ

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 日向坂46の加藤史帆、東村芽依、丹生明里、濱岸ひよりがグループからの卒業を発表した。

 今年だけで見ても4月に卒業した一期生の齊藤京子、そして7月に卒業した高本彩花に続き、卒業メンバーは計6人となる。4人の具体的な卒業時期についてはまだ未定であるが、9月18日にリリースされる12thシングル『絶対的第六感』の活動をもって卒業することが発表されている。加藤は公式ブログにて「4人同時に発表されたことで動揺している方もいると思いますが、それぞれバラバラのタイミングで伝えるよりもみんなで一緒に伝えた方が良いんじゃないかということでこのような形の発表となりました」と4人同時で行われた卒業発表の経緯を綴っていた。グループの中心的存在であるメンバーが4人も同時に抜けるのは異例の事態ということもあり、おひさま(日向坂46ファンの呼称)からはグループの今後を心配する声が相次いでいる。

 加藤は雑誌『CanCam』(小学館)の専属モデルとして誌面やファッションイベントに出演、現在放送中のドラマ『彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる』(毎日放送)で主演を務めるなど、多岐にわたって活躍。多くのシングルでフロントメンバーを経験し、5thシングル『君しか勝たん』では初の表題曲センターも務めており、グループの顔として知られているのは間違いない。東村は5thシングル『君しか勝たん』の収録曲「どうする?どうする?どうする?」で初のセンターを務め、『SASUKE』(TBS系)では抜群の運動神経を見せた。運動能力の高いメンバーが揃った日向坂46においても、東村のダンスセンスは大きな武器となっていた。丹生は9thシングル『One choice』表題曲でセンターを務めたほか、『X-MOMENT Presents CHOTeN ~今週、誰を予想する?~』や『有吉ぃぃeeeee!~そうだ!今からお前んチでゲームしない?』(ともにテレビ東京系)といった番組に出演し、ゲーム好きアイドルとしても活躍。そのゲームテクニックはゲーマーも目を見張るほどで、これまで『フォートナイト』や『VALORANT』など様々なゲームをプレイしてきた。メンバーから愛される妹キャラで誰よりも仲間思いな一面を持ち合わせている濱岸は、雑誌『with』(講談社)の専属モデル、『andGIRL』(DONUTS)のレギュラーモデルを務めているように、恵まれたスタイルの良さから男性のみならず、女性からの人気も高い。バラエティではゲラが発動してしまうこともあるが、ライブで見せるダンスパフォーマンスはグループ屈指でもある。

 モデル、俳優、バラエティとそれぞれのジャンルを切り開いてきたメンバーなだけに、そのメンバーが4人同時に卒業する穴はとてつもなく大きい。それだけでなく、パフォーマンスでも重要な役割を担ってきた彼女たちが抜けることで、今後のフォーメーションにも大きな影響を与えることは間違いないだろう。

 

 ここで課題となるのが、残されたメンバーが、この局面をどのように乗り越えていくのかである。4人が抜けた穴を埋めるのは決して簡単なことではないが、筆者は先日行われた『TOKYO IDOL FESTIVAL 2024』(『TIF』)で初の単独ステージに立った三期生の上村ひなの、髙橋未来虹、森本茉莉、山口陽世の姿を見て、日向坂46の未来は明るいと確信した。必ずしもおひさまだけが集まるわけではないフェスというステージで、シングル表題曲ではなく三期生楽曲中心の攻めたセットリストや山口の煽りを見て感じたのは、今後のグループを背負っていく覚悟だった。

 その上で、2022年に加入した四期生の成長も欠かせない。『新参者 LIVE at THEATER MILANO-Za』や『日向坂ミュージックパレード』(日本テレビ系)など四期生全体での露出も多く、すでに団結力は十分だろう。加えて、平尾帆夏や竹内希来里など個人活動で名前を広げているメンバーも多い。10月25日に公開される四期生全員が出演する映画『ゼンブ・オブ・トーキョー』は四期生の新たな一面を見せる場となる。

 今後の鍵となるのは、一期生と二期生が積み上げてきたものを、いかに三期生と四期生が継承していくのかだろう。現在の三期生と四期生の活躍を見れば、もはや心配は杞憂だが、これから日向坂46の勢いを止めないためにも、より個としての活躍が求められる。個性的なメンバーが揃っているだけに、活躍できる場は多方面に開かれているはずだ。

 また、日向坂46は櫻坂46と同期間に新メンバーオーディション開催することを発表した。キャッチコピーは「好きで。好きで。好きだから。」。応募者は両グループを併願することが可能となっている。門戸を広げることで、より広い視野でメンバーを見つけられる利点がある。

 今回のオーディションの開催はおそらく4人の卒業を踏まえたものでもあるだろう。グループが長く続いていくためには世代交代のタイミング、そしていかに魅力的でスター性のあるメンバーが加入するかが重要となってくる。近年はじっくりと育てていくというよりも、即戦力を求めている傾向も感じられ、グループにすぐフィットできるのかも重要なポイントだろう。未来の日向坂46メンバーの加入は、必ずやグループに変革をもたらしてくれると期待したい。