☆日向坂46高本彩花「幸せな2980日間でした」 卒業セレモニーにメンバー全員集結で涙☆ | AKB48G&日向坂46応援ブログ

AKB48G&日向坂46応援ブログ

AKB48グループ&坂道グループの情報などを更新していきます。
≪推しメン≫ 原田清花(さやかりん) ≪気になる人≫ 市村愛里・松田好花・金村美玖・丹生明里・藤嶌果歩・賀喜遥香・与田祐希・田中美久・武田智加・山﨑空

 

 アイドルグループ・日向坂46が4日、パシフィコ横浜 国立大ホールで『11th Single ひなた坂46 LIVE』DAY2を開催した。ライブのアンコールでは、1期生・高本彩花(25)の卒業セレモニーが行われた。

 


 

 同ライブは、11枚目シングル「君はハニーデュー」の楽曲「錆びつかない剣を持て!」の歌唱メンバーである高瀬愛奈、高本彩花、濱岸ひより、髙橋未来虹、森本茉莉、山口陽世、石塚瑶季、小西夏菜実、清水理央、竹内希来里、平岡海月、渡辺莉奈が参加。同シングルから選抜制を採用した日向坂46にとって、“ひなた坂46”として初めてのライブとなった。

 ライブ本編が終了後、高本が日向坂46の前身グループであるけやき坂46の最終オーディションの様子から、現在に至るまでの軌跡が映しだされ、そのナレーションはキャプテンの佐々木久美が担当した。映像が終わると、高本はまるでプリンセスのようなピンクのドレス姿でステージに現れた。

 


 

 高本は「皆様にお伝えしたいことをお手紙にしてきたので、聞いていただけるとうれしいです」と手紙を読み上げる。

 「8年間、本当にありがとうございました。2016年の5月8日にけやき坂46のオーディションに合格をして、今日まで本当に幸せでした。あの日から人生が180度変わりました」と振り返り、「私にとって日向坂46は、あたかくて優しくて居心地のいい大好きな場所でした。大好きなメンバーと一緒に目標に向かって心を1つにして切磋琢磨して活動する時間が本当に幸せで、かけがえのない思い出でいっぱいです」と目を潤ませる。

 そして「中途半端で何事も長続きせずにずっと生きていた私ですが、ひらがなけやきと日向坂46は、初めて真剣にやり遂げたいと思えたことだったかもしれません。8年間の全ての出会いが、私に大きな力をくれました。メンバー、支えてくださるスタッフの皆さん、そして私を好きと言って応援してくださるファンの皆さんに出会えたこと。この世界にはたくさんの人がいます。そんな中から私を見つけて応援してくれて、たくさんの温かい言葉と最高の景色を見せてくださり、本当にありがとうございました」と感謝を語った。

 続けて「初めの頃はアイドルと自信を持って言えないぐらいネガティブで自信のなかった私ですが、これまでの経験とファンの皆さんの支えが自信を与えてくれましたし、何事も前向きに考えられるようになりました。そして、たくさんの夢のかなえることができました。憧れだったアイドルになって、自分の考え方や人格が、アイドルになる前の私よりも好きになれたことは人生の財産です。これから私は日向坂46を卒業し、新たな道へ進んでいきます。きっと険しい道のりもあると思います。これまでの経験を生かして、新たなことにチャレンジしていきたいと思っています。どうかあたかあたたかく見守っていただけるとうれしいです。8年間本当にありがとうございました」と呼びかけた。

 手紙を読み終えると、同期の1期生がステージに集合。2018年に開催した『けやき坂46「走り出す瞬間」ツアー』の初日公演を開催したパシフィコ横浜という思い出の地で、「おいで夏の境界線」を1期生メンバーでパフォーマンスした。

 続けて佐々木久美、佐々木美玲、加藤史帆、高本、そして2期生の小坂菜緒のユニット“浅草姉妹”で高本がセンターを務めた「Footsteps」が披露されると、ここで日向坂46メンバーが全員ステージに登場。高本が「みんなでやったら絶対に楽しいだろうなという曲」と紹介した「永遠の白線」を1~4期生全員で初めて歌唱した。

 高本が日向坂46として最後の曲に選んだのは「JOYFUL LOVE」。おひさま(日向坂46のファン)がペンライトでつくる虹の中、1期から4期まで期ごとに高本に寄り添い、高本との最後のステージをかみしめた。

 曲の間奏では高本が「おひさまの皆さんが作ってくださる最高の景色をステージの上で見られることが、これまで本当に幸せでした。私は卒業しますが、日向坂46はこれからもずっとキラキラ輝く最高のアイドルです。これからも温かく応援してください。そして皆さんの記憶の中にアイドルの日向坂46であった私が永遠に残りますように。8年間本当にありがとうございました!」と伝えた。

 そしてメンバー一人一人から花が渡され、それぞれのメッセージを受け取った高本は「本当に幸せな2980日間でした。本当にアイドル人生に悔いはありません。かけがえのない8年間でした!」と涙を流しながらも笑顔で伝え、アイドルとしてラストステージの幕を下ろした。

 

 

<卒業スピーチ全文>

 

「8年間、本当にありがとうございました。2016年の5月8日に、けやき坂46のオーディションに合格して、今日まで、本当に幸せでした。あの日から、人生が180度変わりました。普通に生きてきた、進路に迷う高校3年生だった私が、突然アイドルという憧れていた存在になることができました。

 振り返ってみると、はじめは欅坂46さんの背中を追いかけていました。偉大な先輩たちの背中は本当に大きくて、かっこよくて、その背中を見ていられることが、当時の私は、うれしくてたまりませんでした。同じグループで活動できたことが、本当に幸せに思います。

 けやき坂46で過ごした時間も、私は本当に大切で、何よりも大切にしています。今この瞬間、思い出すのは、『走り出す瞬間』ツアーです(『走り出す瞬間』は2018年にリリースされたけやき坂46の1stアルバム)。本の世界から登場するメンバーがかわいくて、初めての自分たちのアルバムの楽曲だけでライブができたことが本当にうれしくて、ユニット曲のリハーサルを客席で見ていたのを今でも覚えています。いろいろあり、アルバムが発売する前のツアーで、知らない曲のはずなのに、公演を重ねるごとに、ペンライトの色がそろったり、コールが聴こえてくる。ファンのみなさんと一緒に作り上げたツアーだったと思います。そんな思い出深いツアーをしたこのパシフィコ横浜で、卒業セレモニーをさせていただけることが、本当に幸せに思います。

 私にとって、日向坂46は、温かくて、優しくて、居心地の良い、大好きな場所でした。大好きなメンバーと一緒に目標に向かって、心を一つに、切磋琢磨して活動する時間が、本当に幸せで、かけがえのない思い出でいっぱいです。中途半端で何事も長続きせずにずっと生きていた私ですが、けやき坂46と日向坂46は、初めて真剣にやり遂げたいと思ったことだったかもしれません。

 8年間のすべての出会いが私に大きな力をくれました。メンバー、支えてくださるスタッフの皆さん、そして、私を好きと言って応援してくださるファンのみなさんに出会えたこと。この世界には、たくさんの人がいます。そんな中から、私を見つけて、応援してくれて、たくさんの温かい言葉と、最高の景色を見せてくださり、本当にありがとうございました。

 はじめの頃は、アイドルと自信をもって言えないくらい、ネガティブで自信のなかった私ですが、これまでの経験と、ファンのみなさんの支えが、自信を与えてくれましたし、何事も前向きに考えられるようになりました。そして、たくさんの夢もかなえることができました。憧れだったアイドルになれて、自分の考え方や、人格が、アイドルになる前の私よりも好きになれたことは、人生の財産です。

 これから私は日向坂46を卒業し、新たな道へ進んでいきます。きっと、険しい道のりもあると思います。これまでの経験を活かして、新たなことにチャレンジしていきたいと思っています。どうか温かく見守っていただけると、うれしいです。

 メンバーのみんなへ。みんなと一緒に活動できた時間は青春でした。一期生はもう一緒にいすぎて、何を考えているか分かるようになりましたし、二期生はアイドルとして尊敬できるメンバーばかりで、三期生は花丸をあげたいくらい努力家のメンバーで、四期生の若い力は日向坂46の宝だと思います。この8年、当たり前のように家族よりも長い時間を共に過ごしてきたので、その当たり前がなくなってしまうことが本当にさみしいです。頑張るみんなに力をもらえていました。みんなといるから笑顔になれることがたくさんありました。挫けそうなときも、みんなと一緒だから乗り越えられることがたくさんありました。最高で、最強のみんなが大好きです。これから私も、おひさまとしてみんなのことを応援し続けたいと思います。ずっときらきら輝く日向坂46でいてください。

 そして、ひなた坂46のメンバー、みんなこのライブを通してたっくさん成長したと思います。私はリハーサルやライブをしていて、みんなの良さをたくさん見つけました。一緒にこのライブを作ることができて、本当に楽しかったです。みんなのいいところをたくさん知っています。このライブを通してたくさんの方に気づいてもらえたはずです。自信を持って、笑っていてほしいです。みんなとリハーサルをしてると、もっとここにいたくなりました。これからもみんなを支えたかったですが、近くにはいれないけど、離れたところから、ずっと応援しています。

 そして、いつも支えてくださるスタッフのみなさん。8年間、本当にお世話になりました。みなさんと一緒にお仕事ができて、本当に幸せでした。愛にあふれるスタッフのみなさんがいてくださるから、安心して活動することができました。どんなときも寄り添ってくださり、たくさんわがままを聞いてくださり、ここまで育ててくださり、本当にありがとうございました。

 そして最後に、おひさまのみなさん。どんなときも味方でいてくださり、みなさんの存在が、心の支えでした。私達メンバーにとって、おひさまの存在は、本当に大きいんです。これからも日向坂46を温かく照らしてください。おひさまがいるから、ひなたができるんです。雨が降っても、おひさまがいたら、虹ができるんです。みなさんがくれる、温かい言葉が大好きでした。その言葉に何度も救われました。卒業発表してから、幸せになってねという言葉をたくさんいただきました。もう十分、あふれるくらいの大きな幸せを今、いただいています。誰かの幸せを願えるって本当にすてきなことだと思います。おひさまのみなさんも幸せになってください。ずっと願っています。これから先も大好きです。アイドルになり、おひさまのみなさんと出会えたことが、人生の宝物ですし、誇りです。最後になりますが、8年間、本当に本当に、ありがとうございました。

2024年7月4日 日向坂46 高本彩花」