『情熱大陸』アイドル・柏木由紀、在籍17年…AKB48最後の半年間に密着 卒業コンサートの裏側も | AKB48G&日向坂46応援ブログ

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 4月30日に“聖地”東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた卒業公演をもってAKB48を卒業した“ゆきりん”こと柏木由紀(32)が、5日放送のMBS・TBS系『情熱大陸』(後11:15)で紹介される。

 最年長メンバーとして17年間在籍し、一回り以上も年の離れたメンバーと共に、劇場に立ち続けてきた柏木。東京・秋葉原の小劇場から始まり、『会いに行けるアイドル』として一時代を築いたAKB48。そのすべてを知るメンバーがとうとう卒業となった。

 小学生の頃、モーニング娘。に憧れて「アイドルになりたい」という夢を持ち、オーディションに合格し、鹿児島から上京。青春を全てグループにささげてきた。しかし、憧れた世界は厳しいものだった。「テレビを観て柏木由紀に憧れる人は100%いない」意外にも本人はあっけらかんと言い切る。世間の注目を浴びるのは、いつだってセンターに立つメンバーだった。

 カメラに映っても数秒、そんなポジションを自覚しつつ、しかしチームを支えてきた自負もある中、一方で年若い後輩の価値観に戸惑う一面は、変貌するアイドルのリアルな在り方を教えてくれている。

 2023年12月、柏木が卒業を前に初のセンターを務めることが発表された。曲名は「カラコンウインク」。由来は柏木が音楽番組に出演する際、どうにか印象付けたいとカメラに映る一瞬でよくウインクをしていたことからだという。

 しかしミュージックビデオ撮影の取材中、いつも以上に周囲に気を配る姿をカメラはとらえた。「センターだから偉そうに見えないか、周りの目を気にしてしまう」。憧れていたセンターは少し居心地が悪そうだった。

 番組は、卒業コンサートを含めメンバーとして最後の半年間に密着。17年間の集大成だからこそ、悔いは残したくない。選曲や舞台の演出などにも積極的に意見を出す姿には、長いキャリアが生きていた。柏木の第2の人生にも迫る。