☆乃木坂46、4日間123曲披露の12周年ライブ完走 山下美月センターの新曲も初披露☆ | AKB48G&日向坂46応援ブログ

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 アイドルグループ・乃木坂46が、さいたまスーパーアリーナで7~10日の4日間にわたり『乃木坂46 12th YEAR BIRTHDAY LIVE』を開催した。各日2万人、トータル8万人を動員したほか、全公演のオンライン配信も行われた。
 


 

 本ライブでは、DAY1からDAY4で「DAY1:2011-2014」「DAY2:2015-2017」「DAY3:2018-2020」「DAY4:2021-2024」と4つの年代に分け、その年代にリリースされたシングル・アルバムの中から楽曲を厳選。まさにグループの歴史をたどる構成となっており、毎日が違うセットリストに。総曲数が4日間で全123曲、合計で10時間に及ぶライブとなった。

 最終日となるこの日は、声優の津田健次郎がナレーションを務めたオープニングムービーで幕を開ける。2021年以降の楽曲で構成されるDAY4は、5期生の井上和が白い部屋に飾られた衣装や写真で乃木坂46の歴史をたどった。同期間に加入した5期生たちにフォーカスが当たった映像が流れたあと、ステージに立つメンバーの中心には、4日間を経て堂々とした井上が立つ。

 イントロで会場が震えるほどの「3・2・1 GO!」のかけ声で始まった一曲目は、そんな井上がセンターを務めた「おひとりさま天国」。井上が「声出す準備できてんのか、さいたまスーパーアリーナいくぞ!」とあおると、幕開けから会場のボルテージは最高潮に。

 2曲目に続くのは4期生の賀喜遥香&遠藤さくらがセンターを務める「Monopoly」。乃木坂46らしい美しく、華麗なパフォーマンスで魅了した。そして変わってセンターに立つのは3期生の久保史緒里&山下美月。2人がWセンターを務める「人は夢を二度見る」を、先輩として貫禄を見せつつしっとりと歌い上げ、。3~5期が在籍する現在の乃木坂46を象徴するかのような3曲で一気に会場の心をつかんだ。

 最初のMCでは山下が「『12th BIRTHDAY LIVE』4日目始まりました!」と呼びかけると、会場からも大歓声が返ってくる。卒業を発表している山下にとっては最後の『BIRTHDAY LIVE』となり「さみしい!」と思わず本音も。しかし「終わってほしくないなと思ってたんだけど、昨日までの3日間、素敵なライブをつくることができて、きょうも完走させられたら、本当に歴史に残るライブになると思うので、みんなで一つになって最後までよろしくお願いします!」と意気込みを叫んだ。

 ここからメンバー数人ごとのユニット曲が続き、それぞれの魅力をたっぷり見せつけると、続いてアンダー楽曲のコーナーへ。「錆びたコンパス」、「悪い成分」、「思い出が止まらなくなる」を立て続けにパフォーマンスした。

 その後は、久保がセンターを務める3期生楽曲「僕が手を叩く方へ」、筒井センターの4期生曲「ジャンピングジョーカーフラッシュ」と続く。それぞれのステージでは、3・4期のメンバーが撮影した自撮り写真などがメインモニターに映し出され、思い出を振り返った。

 そして5期生登場前には、2022年2月に加入した当時の映像が流れた。初めての振り入れの映像とともに「彼女たちの物語はまだ始まったばかり」とナレーションが。そして始まったのは5期生のためにつくられた初めての期生曲「絶望の一秒前」。あの頃と違う、自身に満ちあふれた表情とダンスで2万人のファンをくぎ付けにした。

 そして最新の5期生曲「いつの日にか、あの歌を…」へ。1期生をはじめ、乃木坂46の歴史を作ってきた先輩たちに加わる5期生の心情を歌ったこの楽曲では、メンバー直筆の歌詞がメインスクリーンに映し出された。「先輩の歴史を誇りに思って」「自分たちのものにできるのでしょうか」という歌詞を歌う5期生たちだが、歌い終わったあとにメンバーへ贈られた会場からの大きな歓声が、その答えを示しているようだった。

 先輩たちも登場してみんなで歌った5期生曲「17分間」では、トロッコに乗ったり、スタンド席の通路までメンバーが登場。センターの川崎桜をはじめ、全員がファンへ好きな気持ちを届けた。その後のMCでは小川が、オーディションを発表した6期生メンバーについて触れ「強く、かっこいい姿を見せられるように頑張っていきたいと思います!これからも5期生のことをよろしくお願いいたします!」と決意を語った。

 ライブも後半に差しかかったタイミングで披露されたダンストラック。メンバーがカッコよく踊り舞ったのち、白い光の中から一人、5期生の中西アルノが登場。初めて5期生がセンターに選ばれた29枚目シングル「Actually…」を、火花が舞い散る中、中西が圧巻の歌声を響かせた。

 続いて久保&賀喜&奥田が、1期生・生田絵梨花が卒業時にセンターを務めた「最後のTight Hug」を、遠藤&岩本&田村&中村&伊藤&小川が、齋藤飛鳥の卒業ソング「ここにはないもの」を披露。先輩への思いを存分に曲に乗せ、リスペクトとともに堂々と歌いきった。

 ラストスパートでは、「ごめんねFingers crossed」「バンドエイドがすような別れ方」「全部 夢のまま」「君に叱られた」と盛り上がるアップチューンの楽曲を4曲続けて披露。途中トロッコで客席の近くに行き、ファンの呼びかけに全力で応した。

 ここで本編最後の楽曲を前に山下が「123曲の披露となりましたが、たくさんの愛が詰まった楽曲を背負っているんだなと改めて感じました」と心境を語り、「そして、私自身は今回で最後の『BIRTHDAY LIVE』になるんですが、すごく幸せでしたし、すごく寂しい」と涙があふれる。

 続けて「本当にこのグループは私にとっての宝物。これからも大切に見守って、育てて、一緒に歩んでくださったらうれしいなと思います。来年のこのライブに私はいませんが、3・4・5期生と、新たに入ってくる6期生が、素敵な未来を作ってくれると信じています。輝く未来を作っていくために、これからも乃木坂46の応援をよろしくお願いします」と伝え、自身が初単独センターを務めた「僕は僕を好きになる」を披露した。笑顔でパフォーマンスするメンバーの後ろには、1周年から12周年まで、これまでグループが歩んできた『BIRTHDAY LIVE』の名場面が映し出されていた。

 アンコールでは、4月10日に発売する35thシングル表題曲であり、同シングルで卒業する山下のラストシングルとなる「チャンスは平等」がタイトル名とともにサプライズで初披露された。歌唱後に山下は「まさかのディスコソングとなっています!」と笑顔。「最後に参加するシングルになるので、みなさんやメンバーとも、笑顔で終えることができるんじゃないかなとワクワクしています!」と初披露の心境を語った。

 最後に届けるのは「乃木坂の詩」。DAY1でも披露したライブの締めくくりとしておなじみの楽曲。紫のペンライトに染まった会場で、キャプテンの梅澤美波は「全日違うセットリスト。正直すごい過酷でした。でもこれが乃木坂46の伝統で、私たちにとっての試練なんだと思っています。『BIRTHDAY LIVE』は乃木坂46にとって、大きな武器。これからもずっと守っていきたい」と誓い、4日間の幕を下ろした。


■『乃木坂46 12th YEAR BIRTHDAY LIVE』セットリスト
00.OVERTURE
01.おひとりさま天国
02.Monopoly
03.人は夢を二度見る
04.価値あるもの
05.ざぶんざざぶん
06.もしも心が透明なら
07.アトノマツリ
08.命の冒涜
09.錆びたコンパス
10.悪い成分
11.思い出が止まらなくなる
12.僕が手を叩く方へ
13.ジャンピングジョーカーフラッシュ
14.絶望の一秒前
15.いつの日にか、あの歌を…
16.17分間
17.Wilderness world
18.踏んでしまった
19.Actually...
20.最後のTight Hug
21.ここにはないもの
22.誰かの肩
23.ごめんねFingers crossed
24.バンドエイドがすような別れ方
25.全部 夢のまま
26.君に叱られた
27.僕は僕を好きになる
ENCORE
EN1.チャンスは平等
EN2.他人のそら似
EN3.好きというのはロックだぜ!
EN4.乃木坂の詩