そら、もう"光GENJI"一択でしょう。僕にとっては。

 

 

なんのためのローラースケートよ。

光GENJIに憧れてマジックテープタイプのローラースケートを

7万円かけて揃えたのよ。

 

でもって、このローラースケートを履いて

関西の深夜番組『探偵ナイトスクープ』にも出たし。

 

きっかけは、小6の時の友達。

友達が学校帰り、『ガラスの十代』を口ずさんでて

「ぎこちない恋でもいい本当の愛なら」

っていうフレーズに衝撃を受けて、

そのまま友達の家に行ってステレオで、

『STAR LIGHT』と『ガラスの十代』を

聞いたのが最初。

で、妹がファンで、カセットとかCDを集めていたので

それを借りて何度も聞いた。

 

一番なんてないんよ、一番なんて。

だから、今日の気分で、

いや〜、とりあえずベスト5

  1位:RAINY GIRL       

 2位:365コの夜       

 3位:涙の輝き、いや2位かな 

4位:あてもなくオルフェ  

5位:ジプシーカード    

    

いや〜曲絞るの無理だよ。

 

あとは、みんなに任せたよ。

 

友達とカラオケに行くと、3曲続けて、

『STAR LIGHT』

『ガラスの十代』

『パラダイス銀河』

を勝手に入れられて歌わされる。

で、メドレーを挟んで、

最後は『Graduation』で締めくくる。

あ、『THE WINDY』も歌うよね。

「ありがとう。君を待ってた」って。

定番だよ。

大阪人のくせに光GENJIの話題になると普段でも

標準語になるよ。

だって、「おおきに、あんさんを待っててん」

なんて大阪弁だとあの歌が台無しだよ。

 

んでね、なんで光GENJIか、って言ったら

ちょうどその頃(中2)恋してたの。

一個下のおんなのコ。

それはそれは少女漫画みたいな展開の恋で。

 

手紙のやり取りだけの恋。

だって、実際に喋るのは恥ずかしくて。

なんとも奥ゆかしい恋だこと。

今みたいにLINEみたいにすぐ返事来ないよ。

手紙書いて共通の女のコの友達(彼女の先輩)に

手紙を渡してもらうの。

で、それが返事が来るがの3日後とか。

それまで何度も何度も過去にもらった手紙を

読み返して。

「ぎこちない恋」だよね。

 

音楽室がたまたま席が一緒だったの。

学年が違うから、これってすごい偶然。

で、机にメッセージをシャーペンで書いて、

次の時間に返事を見るの。

で、消し消しして、次のメッセージを書く。

手紙と机のメッセージとで。

情報はそれだけしかないから。

今みたいに気楽に写真とか撮れないし。

運動会の終わりに一緒に撮った

たった一枚の写真。

それと、手紙の文字。

それでひたすら彼女のことを思うの。

「どこまで行くのか全く見当もないまま

心の磁石はこんなに感じていたよ

落とした涙が切ない勇気を見た時

光のヴェールの誰かが僕を呼んだ」

「ありがとう、君を待ってた」

待ってた手紙が来るのよ。

 

ブルーの(本当は紫)の文字が。

一行一行に気持ちがこもってるから。

手紙が来た日は一日、いや、1週間ハッピーになれる。

何度も何度も読み返して、

「好きです」の文字にときめくの。

 

後にも先にもこんなに楽しかったのはないな。

今でも大切な思い出。

懐かしいな。

でも、会いたくはない。

思い出としてとっておきたいから。

僕も変わってしまったし。

「変わってゆくのは君だけじゃないよ」

「一つ大人になる切なさ、僕もわかるけど」

 

そうそう、この歌で思い出した。

いつも友人の誕生日のメッセージを贈る時は

「一つ大人の君が生まれた日に

Happy BirthDay to you」

って光GENJIの歌詞の一文を入れることにしてる。

 

ちなみに人生で初めて書いたラブレターの書き出し。

「一つ年下のGirlへ」

甘酸っぱいね。

 

初めて声を聞いた時は、震えたよ。

彼女の声の周波数は僕の耳の受信機にちょうどあってた

 

光GENJIはあっという間に当時の僕に

思い出を連れて行ってくれる。

 

さて、今日は何を聞こうかな。

リストの中から、、

今日の1曲は、、

『風の大地』

「みんな悲しみの歴史を歩いてきたよ」

いいねー。今聴いてる。

 

さあ、今日もいい夢を見よう

おやすみ