4年ほど前かな、仕事行く時に(昼勤務だったんだけど)、バス停でバスを待って(当たり前か)たら、女子高生のコらが3人でやってきて、何やら立ち話。盗み聞きをするつもりはなかったけど、耳に入ったので。
嬉しそうに跳ねるステップ、酔わすバラードで、
「あんなあ、あのコな(好きなコだろうね)、いっつも私に頑張ってな、って優しく声かけてくれるねん。私な、もうめっちゃ頑張ろう、って思えてな、あのコのことめっちゃ好きやねん。だから今、私めっちゃ頑張れるねん」って。
それを聞いて、ああ、いいな、青春してるな。って。
その笑顔が輝いてて。でも、このコをこんなに笑顔にしてあげられる男のコってどんなに素敵なコなんかな、って。多分、優しくて、思いやりのあるコなんやろな、って。
言葉に出して言えるコなんやなあ、って。
そうやで、言葉にしてほしいんよ。
男はそんなん心でわかってる、って思ってても、
女のコは言葉にしてもらって確認したいんよ。
それが冬休みまでの1ヶ月ほど、毎日のように聞こえて。
聞いてるこっちまでハッピーになれた。
もう卒業してしまっただろうけど、(そりゃしてな困るけど)、
いい思い出の一ページになっただろうなあ。
自分の学生時代を思い出して、懐かしく思えた。
いいよね、ハイスクール・ラブ。
今日のタイトルは光GENJIの歌から。
「恋することが宝石なんだよ、きっと」
そう思うよ。輝いているもん、輝いてたもん、あのコの瞳。
光GENJIの『Graduation』にあるように、
「夢を掴む頃に針を合わせ合おう」って。
そのコの夢は叶ったかな。いっぱい夢を持って青春時代を
頑張って歩いてきたと思うから、夢が叶ってるといいなあ。
あの時の彼と再び会った時に、時計の針を合わせあって、
同じ空間を、時間を過ごした日々を懐かしく振り返るのかなあ。
だから、僕はその男のコにもお礼が言いたいな。
こんな僕にトキメキを再確認させてくれてありがとうって。
純粋な恋っていいよね。
「恋」って最初は「心」って字が下にあるけど、だんだん上がっていって本当の「愛」になる頃には中心に「心」が来るんだろうなあ。真心の愛で愛を受け止められるような素敵な大人になるんだろうな。彼らも。
恋は片道きっぷ、愛は往復きっぷ。
若いうちは好きなところへ当てのない旅に出るのもいいよ。
で、いつか帰っておいで。大切な人を連れて。
*最後までお読みいただきありがとうございました。