Aeonian FlamesのドラマーのKazuhiroです。

最近は自分自身の身辺で色々ドタバタしてしまいこの間一人でスタジオ入って曲を録音録画したんですが、とある事情によりYouTubeにアップすることが出来ませんでした。

ちなみにその時に録った曲は、FANATIC◇CRISISのSLEEPERという曲です。


さて今回は自分の現在のドラマーとしてのスタイルを形成したアルバム1枚として、La'cryma Christi(ラクリマ・クリスティ)の3枚目のアルバムmagic theatre(マジック・シアター)を紹介します。




アルバムジャケットが可愛らしいですね!(笑)

La'cryma Christiからはこのアルバム以外にも他のアルバムからも影響は受けました。
La'cryma ChristiのドラマーLEVINさんはとにかく器用かつ緻密なドラムスタイル、ケースバイケースでどのパートに合わせてリズムを叩くのか?どのパートに合わせてアクセントを入れるかなど考えさせられます。


では本題のmagic theatreに関してです。


01. Magic Theatre
02. イスラエル
03. Cry Sour Grape
04. SCORPION GLASS
05. Blossom
06. Sweet Suicide
07. Subconcious Desire
08. GUM
09. Lime rain
10. ファシズム
11. 雪になって消えた二人
12. Dear Natural


大作曲はmagic theatreというアルバムタイトルにしてアルバムの1曲目に君臨する曲です。
なんせ1曲目にして約11分もある曲ですからね。(笑)

前作までのプログレ感は全体的に排除され、モダンさをLa'cryma Christiなりに追及した面白い曲がたくさんあるのがこのアルバムの特徴です。

なのでアルバムの曲順のバランスや一貫性はありません、要は個性の集まりみたいなアルバムです。
ですが相変わらず彼らの演奏力の高さや曲のクオリティの高さは実感出来ます。


magic theatreは長尺ではあるもののアルバムの導入曲としては悪くないですし、Dear Naturalはアルバムの導出曲として相応しいインストゥルメンタル。

GUMは映画スタンドバイミーを彷彿とさせ、雪になって消えた二人はLEVINさんの作詞作曲なので、いままでのLa'cryma Christiとはテイストが違う。

このGUMと雪になって消えた二人は、前作LhasaのSHYのようにライブでは盛り上がるもアルバム収録曲としてはネタ感が強い曲ですが、このアルバムの重要な聴き所は02~07、09、10曲目で凄くカッコよく凄く魅力的なんです。

これらの曲を1曲ずつ解説するとなると長くなるので、後はこのブログを見てくださった方は実際にmagic theatreのアルバムを手にとって聴いてみて下さい。

僕から最終的的に言えるのは、改めてLa'cryma Christiの楽曲の幅広さを感じるそんな1枚ということです。

ではこれにて失礼します。