住吉大社の境内の末社に【種貸社】(たねかししゃ)という社があります。
ここには、縁結びのご利益で有名な神様から誕生した「倉稲魂命」(うかのみたまのみこと)が祀られています。
この神様は、稲の精霊で、稲には繁殖のご利益がある穀霊が宿っていると言われています。また、ふくよかな女性が優しい顔で赤ちゃんを抱っこしている「種貸人形」という置物があります。
住所:大阪府大阪市住吉区住吉2丁目9-89
アクセス:南海本線「住吉大社駅」から東へ徒歩3分
この神社は一寸法師発祥の地
一寸法師」はその名の通り、身長が一寸(約3cm)の子ども「一寸法師」が京の都で鬼を退治するというお話。
物語では子どものいない老夫婦がこの神社にお参りし、「一寸法師」を授かったとされています。
境内には「一寸法師」に登場する「お椀の舟」を体験できる直径約2メートルの巨大なお椀があります。、
◆ 一寸法師(いっすんぼうし)
一寸法師(いっすんぼうし)は、日本の伽話の一つ。現在伝わっている話は御伽草子に掲載されたものが元となっている。
御伽草子👇
子供のない老夫婦が子供を恵んでくださるよう住吉の神に祈ると、老婆に子供ができた。しかし、産まれた子供は身長が一寸(現代のメートル法で3cm)しかなく、何年たっても大きくなることはなかった。子供は一寸法師と名づけられた。
ある日、一寸法師は武士になるために京へ行きたいと言い、お椀を船に、箸を櫂(かい)にし、針を刀の代わりに、麦藁を鞘(さや)の代わりに持って旅に出た。
京で大きな立派な屋敷を見つけ、そこで働かせてもらうことにした。その家の娘と宮参りの旅をしている時、鬼が娘をさらいに来た。
一寸法師が娘を守ろうとすると、鬼は一寸法師を飲み込んだ。一寸法師は鬼の腹の中を針で刺すと、鬼は痛いから止めてくれと降参し、一寸法師を吐き出すと山へ逃げてしまった。
一寸法師は、鬼が落としていった打出の小槌を振って自分の体を大きくし、身長は六尺(メートル法で182cm)になり、娘と結婚した。御飯と、金銀財宝も打ち出して、末代まで栄えたという。
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◆【日本神話に見る日本人の和の心】JAPANESE’S “WA”HEART SEEN IN JAPANESE MYTHOLOGY
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代表 Kazuyoshi Sakamoto
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