モーリス ドニ展 | ドールハウス作家 工藤和代のライフスタイル

モーリス ドニ展


ドールハウス作家 工藤和代のライフスタイル


 14日の夜、ぶらぶら美術館という番組で ドニを紹介していました。なんだか急に見たくなって、翌日山梨県立美術館に行ってきました。

 家族を愛し、家族の悲しみ、幸福を見逃さず描いた数々の作品は暖かさに溢れていました。作品は小品から壁画まで100点あまり。どれも私の好きなペパーミントグリーンや、オレンジ色が溢れ、癒しの空間でした。いつか彼が買い取って壁画を描いた教会に行ってみたいものです。

 山梨県立美術館は初めてだったのですが、本当にすばらしかったです。ドニは勿論、ミレーの“種をまく人”、新しいミレーの作品、山梨出身の版画家萩原英雄、どれも見ごたえのあるものでした。美術館の周りに広がる公園には、佐藤忠良、ムーアの彫刻があり、信州の風景に溶け合ってそれは美しい空間でした。たっぷり絵を楽しんだ後、市内にある湯村温泉行き、山梨を存分に楽しんだ一日でした。