私には姉がいます。腹違いです。
父親がヤンチャなお陰で腹違いの兄弟が5人もいます。ある日10年ぶりくらいに父に会った時父はお店をしてました。店を閉めて屋台に行きました。屋台にお店のお客さんが来ました。アタシが行った日より1週間前に姉も数年ぶりに帰省してたらしくお客さんがアタシを紹介された時に驚くように
「大将、いったい何人子供おるの?」
その頃店には3人の子供がいました。
その子たちのお陰でアタシは物心ついた頃から住んでいた家から出ることになり母子家庭をスタートしました。その子たちに何の罪もありませんが当時中学生のアタシは複雑でした。
父の返事は
「6人」
🙂うんうん。そのくらいおるよね。
と指折り数えました。
姉、アタシ、今いる3人・・・
🤔あれ?足し算が出来ん・・
😳もう1人誰??どこ???
父「お前と姉の間」
😩はぁ?知らんし。会ったことないし。
父「生まれてすぐに連れて逃げられた」
私には姉が2人いたのでした・・・
とは言え
アタシにとって姉(姉妹)と呼べるのは1人だけでした。
今いる3人とも父や祖父のお葬式で話すことはありました。お姉さんと呼ばれて嫌な気がしなかったりしました。でももう会うことはないだろう・・
姉ともちょこっとトラブルがあり20年ほど音信不通でした。もう会うことはないだろうと思ってました。姉には娘が3人いてそのうちの1人が時々連絡くれてました。その子も姉とトラブルがあり数年連絡を取っていませんでした。
そんなある日、その姪っ子から姉の残りの時間が見えたらしいと連絡がありました。
誰でも永遠の時間はありませんが終わりはわからない・・姉はその終わりの時期が決められてしまったとの事でした。その時間はそんなに長いものではないらしく・・
このままでいいのか?
と自問自答
伝えたい事を伝えなきゃ
姪っ子も数年ぶりに会うとの事、可能であれば・・と伝言を頼みました。
小学生の頃、運動会に両親は店をやってるため来てもらえなかった所姉が来てくれて嬉しかった事。アタシにとって姉妹は姉だけと思っている事。
姪っ子はそれを伝えてくれめした。そして姉が
「死ぬ前に会いたい」と言った事を教えてくれました。
行くしかないやろ❗️
転職したばかりで有給ないけど行くしかないでしょ❗️
という事で行ってきました。
でっかいどー。
続く