最近、気になりハート掴まれた相手がいます。

その名は

中村倫也

この名前を見たことはありますが顔は存じ上げず・・今期の朝ドラで名前と顔が一致しました。

そしてチョロっと検索すると・・これまた今期観ているドラマにも出てるじゃあーりませんか(^O^)

録画しているので注意してみると・・

いたーー❗️


軽く別人(*≧∀≦*)

アタシの大好物です。別人に見える役者さん❗️

そんなファンなりたては過去の作品をリサーチしてみる事に・・そして、これまた去年からじわっと心を掴まれている特攻隊のお話・・俺は君のためにこそ死にに行く・・にご出演されていたか・・

借りてまいりました。

石原慎太郎さんが鳥濱トメさんから聞いたお話から出来た作品。去年舞台「MOTHER」で拝見したお話の映画版でした。

舞台には舞台の良さがありますが、映像にするとこれまた映像の良さ、迫力、実際感があります。

知覧の空、食堂の外観。

特攻隊のお話ですので坊主頭の方が多い・・ここから中村くんを見つけなければ・・

すぐに発見。彼の声は独特です。声から見つけ顔をよく見て・・坊主頭にサラサラヘアを想像して・・
見つけた(*≧∀≦*)

去年、舞台を観て、その後本などを読みそれまで抱いていたイメージと少し違うことを感じました。それまでイメージしていたのは日本の為に神風になるのを使命とし迷わず飛んで行く事をマインドコントロールされていたと・・永遠のゼロを観た時にふと疑問になりました。

彼らは決してマインドコントロールされてません。若干あるかもしれませんが・・終戦近くには日本は負ける。自分たちが敵艦に突っ込む意味は?

中村くんは出撃の前日トメさんに「死ぬってどういうことかな?みんな自分(中村くん)の事は忘れてしまうんだろうな・・」と寂しげな顔と声で聞きます。トメさんは誰も中村くんの事を忘れない。と言います。中村くんは「蛍になってここに帰ってくるね」と笑顔になります。19歳・・まだ戦後100年も経っていない今の19歳を見ると・・自分の19歳だった頃を思い返すと・・。

特攻隊に志願した事を親兄弟に言えずにいた隊員。それを知ったお父さんと兄弟が会いに来ました。一旦出撃しましたがたまたま天候不良で戻り、翌朝早朝に出撃を迎えていました。
出撃の朝、見送る家族・・お父さんは特攻機まで駆け寄り息子に深々と頭を下げました。
最近次男が北海道へ就職しました。その見送りでも「いややー」と涙が止まらなく(実際は止まりましたが)イヤでイヤで辛かった記憶が色あせずにあります。元気で就職する息子を見送るのもとてつもなく悲しかったのに死にに逝く息子を見送るのは・・想像すると吐きそうになります。そしてそんな想像をはるかに超えるものだろうと想像します。

天候不良やエンジン不良で帰還した隊員は罵倒される。もはや敵艦に命中することより飛んで逝く事が重要とされる・・

負け方がある。

上層部の人が言ってました。少しでも有利な交渉にする為に彼らは逝かされたのか・・

隊員達は日本の為ではなく日本に住む大切な「君」の為にその命を賭けて死ににいかれたのかな・・

ラストシーン

戦後何十年かな?トメさんはお婆さんになり車椅子で元特攻隊員と靖国の桜の木のしたに行きました。そこには中村くんをセンターに死ににいった隊員達が蛍となり笑顔で2人を迎えました。

今年2度目の靖国神社に参拝してきました。1度目はさほど意味も知らずに参拝しましたが今年は少し勉強して行きました。桜の木がたくさんあり花びらの絨毯ができていた頃でした。

ここにいるのかな・・彼らはここで何を見てるのかな・・楽しく歌ったり踊ったりしながら彼らの命のおかげである今をどんな風に見てるのかな・・

悲惨な時代のお話。
でも決して目を背けてはいけない史実。
忘れてはいけない事実。

これからも
いつまでも