身近な人権侵害 | とある精神疾患のブログ

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はじめまして、統合失調症のアラフィフ男性です。このブログでは精神障害者の喜怒哀楽を綴っていきます。私のブログを読むことで精神障害への理解が深まると幸いです。ブログワールドへ行きましょう!

こんばんは!

皆さんは社会的入院というと何を思い浮かべますか?

社会的入院とは医学的な必要がないにもかかわらず、引き取り手が居ないなどの理由で長期に渡って入院させられることを言います。

私は初めての精神科への入院で十年や二十年の病院生活を送っている患者に驚愕しました。

今では長くても半年くらいで退院できますが、平成初期くらいの精神病院は十年以上の入院生活は当たり前でした。

人生の貴重な年月を病院で過ごさなくてはならないのは耐え難い苦痛です。

それくらい精神障害者の人権は軽視されていました。

つい最近まで現実にあったことなんです。

私は社会的入院を経験しませんでした。

社会的入院による十年以上の病院生活は明らかな人権侵害だったのです。

皆さんは人権侵害と聞いて他人事だと思っていますか?

ネットの誹謗中傷ばかりに目を奪われて、身近な人権侵害には鈍感になっていないでしょうか?

政治に関心を持つのは欠かせないことです。