いつもの「時事」に関する記事をボチボチ書こうとは思うのですが・・・
まだチョット心と体のバランスを取り戻すのに手間がかかりそうなので・・・
今日は、11日の記事でアップした神社のご紹介でもしようかと・・・
震災から1ヶ月の11日、復興祈願のため、地元の神社に「これから出来る
限り毎日通おう」と思い立ち、テクテク歩いて行ったのが始まり。
今日もテクテク行ってきたのですが、しみじみ見ると「いい神社だなぁ」と感
じたので、ご紹介と相成りました。
京都の片田舎の神社ですが、お暇な方はどうそ(笑)
--「水度(みと)神社」-- (※所在地はネット検索からでも・・・)
「山城国風土記」にもその記載があり、奈良時代より存在しているものと思
われます。
祭神は「天照皇大御神(あまてらすすめおおみかみ)」、「高御産巣日(たか
みむすびのかみ)」、「少童豐玉姫命(わだつみとよたまひめのみこと)」の
三柱です。
天照さんは、言わずと知れた「日本の」最高神、太陽神ですね。
高御産巣日さんは、天照さんよりはるか以前、天地創造前に最初に現れた
三神のお一人。高天原(たかまがはら)の最高神の一人とも言われてます。
少童豐玉姫は、有名な「海幸・山幸」の神話に登場する山幸彦の妻であり、
神武天皇の祖母とも言われていますが、神格としては海神・聖母神です。
本殿のある山(山と言っても丘のようなものですが)全体が神域となってい
ることと、本殿の他に他神社の小社がたくさんあること、そして参道が長い
のが特徴ですね。
11日の写真に写ってたのは、本殿近くの「二の鳥居」です。「一の鳥居」は
そこからさらに4~500mほど離れたところにあります。
もっとも、一の鳥居から二の鳥居までは一般道となっていますが。
本殿のある周りはもちろん、一の鳥居から二の鳥居までの参道=一般道
も、ずっと大木の並木となっていて、散歩にはもってこいの場所で、いつだ
ったか「京都の自然200選」にもなっています。
本殿敷地は決して大きくはありませんが、今の時期は桜も咲き、全体が森
に囲まれとても落ち着く場所です。
見えるかな~・・・ちょうど桜吹雪が・・・
今の教育では皇国史観の反省から、「古事記」「日本書紀」の内容が全く
といっていいほど教えられません。
自分の国の神様のことを殆ど知らない・・・それが今の日本人ですね。
皇国史観に戻るのではなく、「歴史」として今一度、日本神話などを読み
返して、せめて自分の地元の神社の神様くらいは知っておきたいもの
ですよね。
神社に向かう道中、綺麗なツツジが満開でした♪
桜は散りますが、花の楽しみな季節になってきましたね。
ではまた。
今日も被災地の皆さんにあたたかい陽射しと風が届きますように・・・