南相馬市の小高駅から浪江町方面へ向かいました。
まずは、常磐線「小高駅」
駅前には、家や商店がそのままですが、人が1人もいない状態でした。
このような光景、今まで見たことがなく、言葉を失いました。
そして、隣の「桃内駅」へ向かう途中の踏切。
草も生い茂り、レールも赤茶色に錆びていました。
常磐線「桃内駅」
元から無人駅でしたが、周りに家も数件ありましたが、人の気配を感じませんでした。
線路は、波うったままの状態。
その後、浪江町方面へ国道6号線を走っていると、浪江町に入った途端、国道以外の全ての道が封鎖されていました。
その後、山元町へ向かうため、Uターンし、南相馬市・相馬市の海側へ向かいました。
どこからか流されてきた家の2階部分が、小高い山の上にありました。
波消しブロック置き場からは、次々とトラックが、ブロックを積み、海側へ走っていってました。
震災から2年7ヶ月経った南相馬市を初めて見ましたが、そのままの状態の場所が多く、一見駅前も人がいすな雰囲気ですが、実際には人いない光景。
このような現実が伝えられないことが、悲しく感じました。
(続く)