ヤクルトは開幕戦となった本拠地・神宮での中日戦を7対4で逆転勝ちし、第2戦は1点ビハインドの8回に追いついて、そのまま延長12回の激闘の末に1対1で引き分けました。結果だけを見ればなかなかの好スタートにも見えますが、なんとも厳しい開幕となりました。



ヤクルトは開幕戦となった29日、2回に山田が今季初打席でセンターに二塁打を放ち、続くサンタナの犠牲フライで山田は三塁へ。しかしこの時に両手を膝について立ち止まっていた山田の姿が見えました。

写真はサンスポより。



3回にはそのまま二塁の守備につき、普通にゴロをさばくなど無難に守備をこなしていましたが、その裏の二死一、三塁のチャンスには代打に武岡が送られました。山田は開幕戦の序盤でまさかの途中交代。どうやら下半身に違和感があったとのことで、30日に登録抹消されました。



さらに開幕戦の9回を締めた田口も登録抹消。田口は2本のヒットと1つの四球でいきなり無死満塁のピンチを背負い、中田に犠牲フライを浴びて1失点しながらも続く細川をゲッツーに打ち取ってなんとか切り抜けました。本調子ではなかったこともあり、田口は再調整のための抹消みたいで長期離脱とはならないと思いますが、春季キャンプ中にコンディション不良で離脱もしていてオープン戦終盤で復帰したばかりなので、無理せずに万全の状態で戻ってきて欲しいものです。



ただまさか開幕戦を終えてすぐに主将の山田と守護神の田口が抹消されるとは思いませんでした。開幕戦ではサイスニードに打球が直撃したり、中村が走塁時に中田と交錯したりと心配なシーンも多く、なんとも不安な初戦となりましたね。



そして楽天は2連敗…なかなか厳しい開幕となっています。下馬評ではヤクルトも楽天もかなり厳しい評価でほぼBクラスの予想ではありますが、今季も2チームの応援をしたいと思っています。そして今年こそ久しぶりに生観戦したいものです。