「地獄」の“獄”が付いている「ペヤング獄激辛やきそば」の新商品…というか、このシリーズは「獄激辛やきそば」を皮切りに「カレーやきそば」「担々やきそば」「にんにくやきそば」「麻婆やきそば」と続き、ちょうど1年前に獄激辛の辛さ2倍となる「獄激辛やきそばFinal」で終わりを迎えたはずなんですが、何もなかったかのように新作が発表されました。
初代の「激辛やきそば」と比べれば、単純計算では辛さが24倍になっていた最終形態である「Final」のパッケージでは青い顔したエンマ様が手でバツを示して涙を流していましたが、今回は緑色のエンマ様があまりの辛さに舌を出し、さらに大量の汗までかいてますね。
「泣けるほど辛みが強いので、小さなお子様や辛みが苦手な方の喫食には十分ご注意ください」との注意書きも、これまでの獄激辛やきそばシリーズと同様に記されています。
さっそく開封。小袋は3つで、先入れのかやくと液体ソース、さらにふりかけが付属しています。の2つ。「獄激辛ソース」には「非常に辛味成分が強いので十分にご注意ください。」と記されてます。これも獄激辛シリーズではお馴染みです。
よくかき混ぜてふりかけをかければ完成…ってふりかけは大量の一味ですね。ペヤングの激辛シリーズは、今までは一見普通でそれほど辛そうではなかったんですが、今回は輪切りと一味の2種類の唐辛子が加わったこともあり、見た目からして辛そうなビジュアルになりました。
さっそく実食。麺はペヤングでお馴染みの油揚げ麺…なんでしょうが、最初の1口目から辛さが襲ってくるので、そんなことを感じる間もありません。ソース自体は獄激辛Finalほどではないので、目に染みるような酸味は抑えられているかとは思いますが、唐辛子の影響は思いのほか強烈ですね。「速汗」という名の通り、後頭部や額などいろんなところから汗が出ます。とにかく身体が拒否してましたね。口の中が痛いのはもちろんのこと、舌もしばらく痛かったので、氷を口に入れて舐めたりしてました。
ペヤングの公式サイトの商品説明には「泣けるほどの究極の辛さに、輪切り唐辛子・一味唐辛子をプラスすることで、一口食べた瞬間から汗が止まらない刺激的な辛さを存分に感じていただける商品に仕上げました」と表記されていますが、まさにその通りですね。獄激辛シリーズを食べきるコツとして、私は時間をかけて冷ましてから食べるというのをよくやりましたが、唐辛子がそれを許さない感じですね。頑張りましたが、完食まではできませんでした。
パッケージにインパクトがあり、注意書きも⚠️を表記したうえでしっかりと記載しているので、子供はもちろん、辛いのが苦手な人が間違って食べることはないと思いますが、食べる際には相当の覚悟が必要です。万人には決してオススメ出来ませんし、正直なところ「美味しい」というジャンルではありません。激辛が大好きだという人のみ、存分に味わってください。