ヤクルトは9日、球団マスコットであるトルクーヤがメキシコへ帰国すると発表しました。メキシコのプロレス団体から帰国要請を受け、帰国することになったとのこと。球団を通じ「今まで応援ありがとうございました。メキシコからスワローズの事を見守っています」とコメントしました。

写真はデイリースポーツより。


トルクーヤは2014年にメキシコから来たプロレスラー。同年5月に引退した前マスコットの燕太郎と飲み屋で意気投合し、推薦を受けて後を継いでいた。背番号は0698。ヤクルトを背負い、キレキレのダンスで球場を沸かせてきました。昨季、つば九郎が新型コロナ関連不在時には孤軍奮闘してましたね。


球団はこの日、YouTubeチャンネルを更新。無人の神宮球場で得意のダンスを披露するトルクーヤの姿や、グラウンドへ向かって深々と礼をする様子を公開しました。

また事務所を訪れ、つば九郎にあいさつ。両者はガッチリと握手をし、最後は手を振って神宮球場に別れを告げました。



トルクーヤはコロナ禍になってからは、特に神宮の客席内で見かけた感じですね。応援で声出しが出来ない状況の中、スタジアムでファンと一緒に盛り上げてくれました。23日のオープン戦からは、ヤクルト球団主催試合では、マスクを着用した声出し応援、ならびに応援団によるトランペット等の鳴り物応援を実施可能とするという発表もあったので、今季はトルクーヤと一緒にスタジアム内で「応燕」出来るかと思っていましたが、そんな矢先での帰国発表…寂しいですね。せめてファンのいる前で盛大に送り出してあげたかったです。



帰国してしまうトルクーヤですが、いつかひょっこりと神宮に顔を出してくれたら嬉しいですね。