ヤクルトは5日、前レッズのライネル・エスピナル投手(31)の獲得を発表しました。1年契約で年俸65万ドル(約8710万円)プラス出来高払い(金額は推定)。背番号は「58」。

写真はスポニチより。


エスピナルはドミニカ共和国出身で21年にメジャーデビューした1メートル90の長身右腕。メジャー通算3試合も、マイナーでは通算189試合のうち72試合に先発し、40勝34敗、防御率3.75。21年は21試合に先発し、11勝4敗と好成績を残しています。レッズでプレーした今シーズンは、2試合(4.2回)に登板し、0勝1敗、5奪三振、防御率7.71という成績でした。契約前までドミニカのウインターリーグに参加しており、現在はチームから離れていますが、ヤクルトOBのウラディミール・バレンティン外野手(38)とチームメートだったみたいです。


球団を通じてエスピナルは「スワローズという素晴らしいチームの一員に加われることに大変興奮しています。ファンのみなさんに素晴らしい試合を見てもらうためにも最善を尽くす準備をして臨みたいと思います」とコメントしていました。


奥村国際グループ担当長は「合わせづらいのか、打ちづらいのかっていう。投げ方も、腕の出どころみたいなのもちょっと変則でもあるし、肘から先がよくしなる投げ方」と特徴を説明。イニング数よりも奪った三振の数の方が多いところが魅力の一つだそうで、先発陣の一角として期待しているとのこと。


また来季は野手2人、投手4人でシーズンに臨む方針も明かしており、現時点での外国人はオスナ、サンタナ、サイスニード、エスピナルの4選手。残り2枠で投手を探すみたいですね。