楽天は球団公式サイトで、2019シーズンの応援歌について、一部の選手については昨季までの応援歌を継続使用することを発表しました。18日に著作権の問題等を踏まえて今季から応援歌を刷新することを発表していましたが、私設応援団とともに再検討したそうです。

発表の冒頭で「今シーズンの応援歌について私設応援団の皆さまと一緒に再検討いたしましたので、あらためて応援歌をお知らせいたします」と私設応援団と球団が協議したことを報告。「以下に掲載する応援歌は著作権等の問題は解決しております」と、問題になっていた「著作権」の問題がクリアになったことを明かしました。


この1週間やそこらで何があったのか疑問ですよね。18日の時点では「著作権等の事情により、過去の応援歌は使用できなくなりますことをご理解のほどよろしくお願いいたします」と告知されており、これまで親しまれた応援歌は一方的に使用しないように言っていたのに、今度は一部の応援歌だけですが残されることとなりました。Viberでは三木谷オーナーも加わって議論もされたという話も聞きました。


応援歌はウィーラー、藤田、岡島、銀次などは継続使用になり、チャンステーマのベニーランドも残りました。ただ嶋、茂木、島内などは新応援歌になります。一部が戻ったのは嬉しいですが、やはり戻すなら全部を戻して欲しいというのが本音ですけどね。


ただ疑問なのは誰がこれまでの応援歌を使わないで全部を新しくしようと言い出したのかというとこですよね。著作権の問題というのを第一の理由にしてましたが、ホントにそんなことがあったんでしょうか?他球団でも著作権を理由に応援歌を全部変更なんて話は聞いたことがありません。応援団やファンの中で、自然と応援歌などが変わるなら納得しますが、球団主導で応援団を仕切るなんて聞いたことないですしね。


それに球団主導で応援団を仕切るなら、なんでオープン戦に応援団がいなかったのかも疑問です。あの発表があった直後のオープン戦だったので、球団側で応援団を派遣しているのかと思いきや、それらしい人の姿は見えませんでした。まぁ私が見落としていただけかもしれませんが、少なくとも新しい応援歌は聴こえてこなかったです。旧応援歌が少し聴こえたくらいでしたかね。


準備を万全に整えたうえでの応援歌刷新かと思いきや、実情は1週間で方針を変えることができるほど脆いものだったんですよね。それに応援歌をプロデュースしてくれた方は、これまで他のチームでも手掛けていたそうですが、あまり選手への愛情を感じることができなかったように個人的には思います。


これまでの応援歌が一部変更になってしまったのは残念ではありますが、とにかく決まったことですからね。変わらず楽天を応援するつもりではありますが、球団側の介入はこれまでもよく言われてきましたよね。起用する選手を指定されていたというのも聞いたことがあります。まぁ噂だけかもしれませんが。


私設応援団の方々は、楽天のためにボランティアみたいな感じで応援してくれているんですよね。できたばかりの頃は手探り状態で、他球団の応援団にもアドバイスしてもらったという話も聞きました。ホントに頭が下がります。球団側で仕切るということにならなくて安心しました。まぁ実際に私設応援団の方々や球団側とどんな話し合いがあったのかはわからないですが、応援歌問題はとりあえず解決したと思いたいです。


今季も楽天生命パークのレフトスタンドに応援団が見れることが嬉しいですね。