13日、タマホームスタジアム筑後で12球団合同トライアウトが行われました。ヤクルトからは成瀬、久古、古野、鵜久森、比屋根の5選手。楽天からは枡田、宮川、コラレス、横山の4選手が参加。トライアウトには伊志嶺も参加予定でしたが、取りやめたそうです。成瀬はロッテ時代にチームメイトだった西岡に二塁打、中井にも二塁打を浴び、打者3人を相手に9球を投げて2被安打で最速は133キロでした。成瀬はこの内容だと厳しいかもしれませんね。

写真はサンスポより。


久古は先頭打者の高橋洸(巨人)へ4球目を投げた後に前かがみになって降板。不正脈のアクシデントがあったみたいですが、グラウンド上で水を飲み、数分後に再び投球を再開し、打者3人への投球を完遂。高橋には四球を出しましたが、河野(巨人)は132キロ直球で三塁ゴロ併殺打、城所(ソフトバンク)も132キロで見逃し三振に仕留め、しっかりと結果は残したみたいです。


鵜久森は第1打席に大きな当たりのセンターフライ。その後は2四球を選びました。古野は枡田にヒットを打たれたものの、他は抑えて最速143キロ。比屋根は4打席で3三振…キツイかもしれません。ただ盗塁を2つ決めたので、アピールは出来ましたね。


楽天勢もなかなかの結果を残してて、枡田は4打席で二塁打1本を含む2安打。あとはコラレスも良かったですね。3人の打者と対戦して三者三振で150キロをマーク。宮川も3人の打者を抑え、最速は148キロでした。どこかのチームから声がかかりそうな内容です。横山は被安打1で最速145キロ。


あと個人的に注目しているのはオリックスを戦力外になった佐藤世那なんですよね。3人の打者と対戦して、城所(ソフトバンク)にヒットを打たれるなど1安打1四球でした。最速は141キロだったとのこと。やはり仙台育英出身の選手なので応援したくなりますが、この内容だと厳しいんですかね?とりあえず育成契約でもいいんで、楽天に入ってくれたら嬉しいんですが。


ただトライアウトで声がかかる選手はほんの一握りで、ほとんどの選手にとっては最後のユニフォーム姿になってしまうのが寂しいです。中には自分の中で区切りをつけるために「引退試合」という認識で出る選手もいるみたいですね。


伊志嶺はトライアウト参加を急遽取りやめたのが気になります。どこかのチームからオファーがあったので取りやめたなら嬉しいんですけどねぇ。とにかく1人でも多くの選手に声がかかることを願いたいです。