私は高城剛さんのメルマガの大ファンです。先日、メルマガで音楽の好みが30代前半で固定化するというNY Timesの調査結果が紹介されていました。私なりにさらにネットで調べました。
まず、前提として多くの人が特定の年代の音楽や歌手に強い愛着を持っていることと思います。たとえば、私が'80年代の洋楽を好きになったのは、その時期にアメリカに駐在していたからで、そして今も好きなままでいます。
なぜ、特定な年代の歌が好きなままでいるのか、そのメカニズムの一部がこの記事によってわかり失望に近い驚きとあらたなる展望を感じました。
以下はメルマガと私の調べからの要約です。
ニューヨーク・タイムズ紙がSpotifyのデータを調べたところ、私たちの音楽の好みは、13歳から16歳の間に聴くものによって決まる。さらに音楽配信会社(Deezer)によると気に入った曲を発見するピークは24歳。その後徐々に興味は落ち、31歳からは停滞。33歳までに一生聞き続ける音楽が決まってしまうという。
その理由として、10代は自己のアイデンティティ確立期であり、歌詞の内容に共感し、仲間意識を感じる。しかし、歳が進み、就職ともに、生活は一変、仕事への対応に追われ、さらに結婚し、育児のために時間がとられ、生活の優先順位がすっかり変わってしまい、新しい楽曲の入手、選択に時間をとれない。また入手法もレコード、ラジオから、Amazon Musicなどの音楽配信に変わり、情報量の多さに圧倒される。
みなさんも、影響を受けたのが、ユーミンであったり、竹内まりやであったり、ローリングストーンズやビートルズであったり、様々でしょうが、自分を確立する時期であったのと一致するのではないでしょうか?そして、ときおり、聞き返し元気をもらっていませんか?
私も自分の好きな’80年代の音楽を、「元気になるメニュー」としてAmazon Musicに登録して、ときおり、活用しています。
さて、話を戻します。
自分の進歩が30代初めで終わりなのかと一瞬、失望しましたが、これからシニアになる人、なったばかりの人には希望・展望があります。
それは新しく優先順位を設定しなおせるからです。これまでは会社に奉仕して長時間労働でしたが、シニアは新しい働き方が可能。喜びでもあった子育てですが、子離れ、親離れすれば少なくとも、時間的自由は豊かになります。ここに新しいシニアの展望があります。
いまや、インターネットを使って、会社どころか住む場所や国にもしばられない、あたらしい働きかたの時代、デジタルノマド時代です。つまり、シニアがこれまでに苦労して培った個人個人の知見を使って試行錯誤でなく、賢くやりたいことをインターネットで発信できるいい時代になりました。
これからシニアの知見を生かし、夢を実現するためには、まず、健康でなくてはなりません。そのために、シニア一人一人が最新の栄養学や予防医学を学び、賢くストイックな生活を実践しなければならないこともあるでしょう。
これが私の第一回めの発信ですが、これから若いシニア、新しいシニアのために必要な様々な情報をお届けしたいと思います。
日本は超高齢社会といわれますが、知見を持ったシニアという宝が豊富にあると考えると、その知見を活かすことで、新しい高齢先進社会の在り方を提案できる可能性があります。
以下のブログを参考にして作成しました。
Musical Paralysis sets in even younger than you think - Hypebot