朝丘戻さんの『春へ』読みました!
『あめの帰るところ』が個人的にしっくりこなかったので、朝丘さんの本は買い控えよう、と思っていたのです。
が。
挿し絵が小椋ムクさんなので、堪えられず買ってしまいました(´Д`)
そして嬉しい誤算。
今回はちゃんと、納得のいくハッピーエンドだったんです!!
切なくても最後はあまあまなハッピーエンドのお話が大好きなので、ほんとこの本買ってよかったです。
主人公の十希くんが、すごく一生懸命で健気でした。
私は両親が共働きで弟も塾があるので、夜ひとりでいることが多々ありまして。
十希くんが、ひとり用の土鍋使ってるよと旭に言うシーンは自分を十希くんに重ねてぶわっときてしまいました。
あと、ちらっと出てくる旭の後輩の秋山さん。
『春恋』という小説の主人公だったので、こちらも読んでみました。
ちょっと前のなので、絵柄は合わないのですが、美里が健気で半泣きになりました(ノд<。)゜。
マリ子ちゃんと須山もいいひとだし!
朝丘さんのサイトで続きの短編が読めるそうなので、これから覗きにいかないとですね(^◇^)