公開質問状に対する「AERA」編集部からの回答 6月29日に雑誌4編集部に提出した、所謂「新型うつ」に関する報道に対する公開質問状(リリース、本文)について、「AERA」編集部(対象記事:2012年6月25日号「新型うつが日本を蝕む」pp.10-13ほか)よりご回答をいただきました。「AERA」編集部の皆様には、このたびは迅速にご対応いただきましたことを感謝申し上げますと共に、お手を煩わせてしまいましたことを深くお詫び申し上げます。〈コメント〉 「AERA」からは、取材源が明かせないと言うことで全ての質問に対して回答をいただくことはできなかった。これは仕方のないことかもしれないが、《従来型のうつとは明らかに違う症状》などと書かれているものの、それこそ産業カウンセラー協会や日本うつ病学会の資料にも見られる通り、若年層の精神疾患については従来型の鬱病とは別なカテゴリで語られてきた経緯があり、最近になって突然現れたわけではない。「新型うつ」という概念そのものへの疑念を挟まなかったということ自体が問題である。